ウェブサイト分析を革新する「Wicle」正式版の誕生
株式会社プレイドが、手軽にウェブサイトのデータを分析できるAIアナリティクスツール「Wicle(ウィクル)」の正式版をリリースしました。2024年9月に始まったオープンβ版での高評価を受け、さらなる機能の強化を行なっています。特に、ユーザーを深く理解するための新たな機能であるAIインサイトとダッシュボードが追加され、ウェブサービスを運営する全ての人々にとって価値ある改良が期待されています。
コンバージョン分析の手軽さを追求
「Wicle」は、ユーザーインサイトを簡単に得ることができ、プロダクト改善活動を行いやすくすることを目指しています。オープンβ版の提供以来、700以上のサインアップがあり、正式版の登場により分析機能の拡充が図られています。月間30万PV相当までのアクセスがあれば、完全に無料で利用でき、クレジットカードの登録も不要です。これにより、分析を行う際のハードルが大きく下がります。
新しいAIインサイト機能では、実際のデータに基づいた重要な指標を可視化します。特に、ダッシュボード機能は、タグを設置するだけでアクセス数や流入チャネル、コンバージョン数などの情報を自動的に表示し、ユーザー行動を素早く把握できるようにします。
分析の自動化と可視化
ダッシュボードを利用することで、コンバージョンに至るまでのユーザー行動を可視化し、重要な離脱ポイントを簡単に把握できます。また、Wicleはマーケティング活動を行う際に直面する課題、すなわち「分析に時間をかけられない」という悩みを解決することが目的としています。ユーザーはAIの力を借りて、データをもとにした施策を積極的に進めることが可能になります。
AIによるデータ分析の活用
Wicleは、流入チャネルごとの行動の違いやコンバージョン率の改善に寄与する機能も備えています。例えば、広告からの流入について、どのページで離脱が発生しているのかを分析することができるのです。これにより、ユーザー群を絞り込み、効果的なマーケティング施策を導き出す手助けとなります。
深掘り機能と課題特定
ダッシュボードとヒートマップを組み合わせることで、全体の状況を把握しつつ、個別のユーザーの行動を詳しく分析できます。定量データだけでは見えない課題を、ユーザー操作動画を用いて明らかにし、改善策を見出すことが可能です。これにより、ユーザー体験を向上させ、継続的に利用してもらう術を提供します。
プレイドのCXプラットフォームとの連携
さらに、Wicleはプレイドが2015年から提供している顧客体験プラットフォーム「KARTE(カルテ)」のデータ基盤を共通利用しており、高速なデータ解析と多量のユーザーデータの可視化を実現しています。これにより、Wicleは日本発のグローバル展開を目指しつつ、先進的なサービスを提供しています。
公式サイトで詳細確認を
Wicleは、今後もユーザーのニーズに応えた機能強化を続けていく予定です。利用を希望される方は、ぜひ公式サイトを訪れてみてください。詳細は以下のリンクから確認できます。
Wicleサービスサイト
「Wicle」は、単に分析を行うだけでなく、ユーザー理解を深め、サービス価値の向上に貢献する革新的なツールです。これからも注意深く目が離せない展開が期待されます。