NEXTAGEのダブリン拠点
2025-09-08 09:25:53

株式会社NEXTAGEがアイルランド・ダブリンに海外拠点を設立し、わさび栽培の自動化を推進へ

株式会社NEXTAGE、ダブリンに初の海外拠点設立



株式会社NEXTAGEは、わさび栽培の自動化を目指し、2025年8月にアイルランドのダブリンに初の海外拠点「NEXTAGE Lab Inc.」を設立することを発表しました。これにより、同社はヨーロッパ市場への事業展開を本格的に進めることになります。

背景と目的


NEXTAGEは、東京都本社の企業で、国内において独自の屋内型わさび水耕栽培モジュールを開発・提供してきました。今回の海外拠点設立は、高まる日本食需要に応えるための重要な一歩です。特にイギリスやフランス、ドイツ、イタリア、スペインなど、ヨーロッパの食文化をリードする国々をターゲットにし、わさび栽培モジュールの展開を加速する方針です。

ダブリンを選んだ理由


ダブリンを拠点に選んだ理由は、以下の4つのポイントに集約されます。

1. EU市場へのアクセス性: ダブリンはEU圏へのアクセスが良好で、Brexit後もEU・英国双方でのビジネス展開が可能です。

2. わさび栽培に適した気候: 海洋性気候で水資源も豊富なダブリンは、わさびの栽培において高品質な生産が期待できます。

3. 在住社員による効率化: 現地に既に在住する社員の存在が、初期立ち上げのコスト削減とオペレーションの効率化に寄与します。

4. テクノロジー企業の集積: ダブリンはIT企業が数多く集まる地域で、政府もテクノロジー分野のスタートアップを支援しています。

実証栽培施設の設立


ダブリン拠点では、屋内型わさび水耕栽培施設を設立し、スペインやフランスなどの市場においても高品質なわさびの安定栽培が行えることを実証します。また、現地の営業活動を強化するため、ショールームも設置され、レストランや食品業者への導入提案が行われる計画です。

代表のコメント


株式会社NEXTAGEの代表取締役である中村拓也氏は、以下のように述べています。

「欧州や米国ではわさび市場が広がっています。この新たな拠点が設立されることで、わさびの正しい理解が進み、グローバル展開が加速できることを期待しています。」


彼は、特に現地での日本食の人気が高まる中で、高品質なわさびの安定供給が不可欠であることを強調しました。日本の技術を駆使することで、世界の食文化に貢献していくという意気込みが伺えます。

未来の可能性


NEXTAGE Lab Inc.のディレクターである菊澤佑也氏は、わさびの無限の可能性について語ります。

「わさびには薬味以上の可能性があると感じています。これをテクノロジーを活用して、ダブリンという新しい地域で実現する挑戦に心躍らせています。」


このように、株式会社NEXTAGEはテクノロジーを駆使した持続可能なビジネスモデルを構築していく姿勢を見せており、今後の展開がますます楽しみです。これにより日本の食文化が世界に広がり、新たな市場が形成されることを期待しています。


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会社情報

会社名
株式会社NEXTAGE
住所
東京都目黒区祐天寺2-13-4
電話番号
080-4604-0795

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