令和6年度の協力企業・団体に感謝状が贈呈されました

令和6年度協力企業・団体への感謝状贈呈

全国社会就労センター協議会は、長年にわたって障害者雇用とその支援を行う事業所への協力を行ってきた企業や団体に感謝の意を示す取り組みを実施しています。この「協力企業・団体・官公庁等感謝」は、毎年行われており、障害者の働く環境をより良くするために尽力した企業に感謝状が送られます。令和6年度には、特に貢献した7つの企業が表彰されました。

表彰された企業とそれぞれの取り組み

今年度、表彰を受けた企業の中には、北海道から大分県まで多様な地域の法人が含まれています。感謝状は、下記の2つのカテゴリに分かれて贈呈されています。

1. 協力企業・団体・官公庁等感謝（発注）
- 南富フーズ株式会社（北海道）
- 株式会社小山商会宇都宮配送センター（栃木県）
- 介護老人保健施設あじさい（福井県）
- 株式会社アビヅ（愛知県）
- 有限会社三和コミュニティー（大分県）

これらの企業は、過去5年間にわたり発注額が年額500万円以上であることが求められ、その条件を満たすことで表彰の対象となりました。

2. 協力企業・団体・官公庁等感謝（雇用）
- 株式会社ギケン（福井県）

この企業は、障害者が就労支援を受けた後に5年以上継続して雇用し、法定雇用率を守っていることが条件で表彰されました。

また、特別感謝の部門には、デンソー太陽株式会社（愛知県）があり、こちらは発注を行ってから5年以上経過し、10年以上にわたって年額500万円以上の発注実績があることが条件です。これにより、持続的な雇用の確保に寄与しています。

全国社会就労センター協議会の役割

全国社会就労センター協議会（通称セルプ協）は、1977年に全国の障害者就労施設の関係者が集まって設立した団体です。この協議会には、約1,400の障害者就労支援事業所が参加しており、全国各地に都道府県ごとの協議会が設けられています。それぞれの組織が地域のニーズに応じた支援や啓発活動を行い、障害者の雇用環境の向上を目指しています。