商談をデジタル化する新たなプラットフォーム
2023年6月1日、株式会社サイバーリンクスは食品流通業界向けに新たな商談支援プラットフォーム「C2PF小売商談プラットフォーム」の提供を開始しました。このサービスは、業務の効率化だけでなく、商談のデジタル化を推進することを目的としています。
商談の現状と課題
食品流通業界における商談は、見積情報や商品情報が各社独自のフォーマットで扱われているため、手作業が多く、効率が悪いことが大きな課題でした。また、商談の結果を販売システムに登録する際も、様々なデータフォーマットが存在しているため、業務が煩雑になっていました。このような背景から、商談を円滑に進めるための新しいアプローチが求められていたのです。
C2PF小売商談プラットフォームの機能
見積機能
「C2PF小売商談プラットフォーム」では、小売業からの見積依頼に対して、卸やメーカーがプラットフォーム上で見積情報を入力し、自社専用のフォーマットに自動で変換される仕組みが整っています。また、見積情報にはタイムスタンプが付けられ、信頼性が高まります。これは商談の効率化だけでなく、情報の透明性を高める点でも注目される機能です。
ウェブ商談機能
最近ではウェブ商談が増えてきましたが、現在のところ多くの企業が異なるオンラインミーティングのシステムを使用しています。「C2PF小売商談プラットフォーム」は、商談スケジュール管理やウェブ商談機能を搭載しており、すべての商談業務を一元的に管理することが可能です。これにより、食品流通業界での商談業務が完全にデジタル化され、効率的な情報管理が実現されます。
さらに多機能
このプラットフォームには、棚割システムとの連携機能も備わっており、商談を行いながら棚割を検討できるメリットがあります。また、商談の結果はリベートシステムへの連携にも対応しており、特売商談結果も簡単にチラシ作成会社と連携することが可能です。これにより、商談からプロモーションまでを一貫して支援する仕組みが整っています。
まとめ
「C2PF小売商談プラットフォーム」の登場は、食品流通業界の商談を根本的に変革する可能性を秘めています。業務の効率化が期待され、様々な機能が連携することで、よりスムーズな商談環境が提供されることでしょう。今後、このプラットフォームがどのように業界に影響を与えるかが注目されます。
会社概要
株式会社サイバーリンクスは、和歌山県和歌山市に本社を置く企業で、食品小売業向けの基幹業務クラウドサービスを展開しています。このプラットフォームの開発は、彼らの主力事業の一環として位置づけられ、多くの企業の商談業務の改善に寄与しています。公式ウェブサイトもぜひ訪れてみてください。
サイバーリンクス公式サイト