MS&Consultingとハー・ストーリィの業務提携
2026年2月のデータによると、株式会社MS&Consulting(以下MS&C)は、株式会社ハー・ストーリィと業務提携を結び、全国62万人の一般消費者モニターパネルを活用した新しいリサーチ・コンサルティング支援を開始します。この提携により、消費者が「なぜ購入したのか」や「なぜ購入を見送ったのか」という問いに対する深い洞察が得られることが期待されています。
提携の背景と目的
昨今の消費者ニーズは非常に多様化しており、競争環境も急激に変化しています。そのため、企業は「なぜ競合ブランドに乗り換えたのか」「リピーターの体験はどうだったのか」といった、顧客体験(CX)を起点にしたマーケティング分析を求めるようになっています。
従来のネットリサーチは年代や性別などの属性に依存していましたが、これは顧客の行動や決定に至る意思決定の背景を理解するには不十分です。MS&Cは実際に存在する消費者の行動を同一人物で継続的に追跡する仕組み、「CXグリッド」を開発しました。これがハー・ストーリィの女性インサイトマーケティングと組み合わさることで、企業にとって価値のある情報が得られます。
提携内容と特徴
1.
ターゲットの抽出と追跡
「CXグリッド」は調査対象者を「属性×嗜好×行動」で細かく抽出し、定点調査によってその変化を追跡できます。これにより、特定の消費者像に基づいた分析が可能になります。例えば、AB県B市に住む30代の乳幼児を抱える働く母親や、特定ヨーグルトを毎日食べる40代の会社員のシングル女性など、具体的な生活者像を反映した調査が進められます。
2.
行動を伴う調査
MS&Cの蓄積された技術とノウハウを用いて、特定店舗への来店、商品の購入や利用、さらに競合商品との比較などの行動を伴う調査が全国規模で実施可能です。これにより、実際の顧客体験を基にした深い理解が得られます。
3.
女性インサイト分析と改善プランの提供
ハー・ストーリィの女性インサイトマーケティングを活かし、隠れた顧客の本音や経営課題を可視化します。この分析は、生活者の潜在的ニーズを引き出し、具体的な改善プランとして提供されます。企業の各部門が迅速にアクションを起こすための材料として活用されることが特徴です。
CXグリッドとは
「CXグリッド」は単なる調査手法ではなく、「どの顧客体験をしたか」という深い視点を持つ分析の仕組みです。顧客の体験を評価し、競合との比較やブランドスイッチの要因を分析することで、企業の製品やサービスの改善をサポートします。この仕組みは、実店舗での体験を捉えるためにも役立ち、すでに1,000社以上の企業で活用されています。
企業概要
株式会社ハー・ストーリィ
- - 事業内容: 女性インサイトマーケティング
- - 代表者: 日野 佳恵子
- - ホームページ
株式会社MS&Consulting
- - 事業内容: 顧客満足度向上のためのリサーチとコンサルティング
- - 代表者: 辻 秀敏
- - ホームページ
この新しい提携が、企業のマーケティング支援や消費者理解の深化に大きく寄与することが期待されています。