AI活用の未来
2025-10-10 08:19:19

小売業におけるAI活用の未来を切り開くTENHOとアオキスーパーの取り組み

小売業の未来に向けて、TENHOとアオキスーパーが行ったワークショップ



2025年9月11日、株式会社TENHOは愛知県名古屋市のアオキスーパー本社にて、生成AIを活用したワークショップを実施しました。この取り組みは、両社が日本最大級のオープンイノベーション拠点「STATION Ai」に入居していることから、アオキスーパーの声掛けによりスタートしたものです。

開催背景と目的


生成AIの普及が進む中、多くの企業がその業務への適用方法に頭を悩ませています。特にアオキスーパーにおいては、現段階では生成AIの導入計画を検討中であり、まずは経営層を含む各部門のメンバーが基礎を理解し、具体的に活用するイメージを持つことが重要とされました。

この観点から、TENHOは人事、開発、総務、経理部門を含む経営層向けに、生成AIの基礎理解と実践的な活用をテーマにしたワークショップを開催。参加者が自ら手を動かしながら生成AIの仕組みや使い方を学び、業務への具体的な活用法を考える良い機会を提供しました。

ワークショップの概要


ワークショップは対面形式で行われ、以下のような内容が盛り込まれました。
1. 前半:
- 講義による生成AIの基礎理解
- 個人ワーク:出力精度を上げるためのテクニック
- ユースケースや実例の紹介

2. 後半:
- グループワーク:業務棚卸しと生成AI活用の議論
- プロンプト作成の実践演習
- エクセルマクロ生成の体験演習

参加者の声


ワークショップ後のアンケートによると、全参加者が「今後AIの活用が増える」と回答し、社内全体での期待感が高まっていることが確認されました。
参加者からは以下のような前向きな意見が寄せられました。
  • - 「業務の棚卸を通じ、AI活用の具体的なイメージが湧いた」
  • - 「生成AIへの指示方法を学び、業務に取り入れたい」
  • - 「初心者でも理解しやすかったが良かった」

また、「応用編にも挑戦したい」という声や「さらなる具体的な活用事例を学びたい」といった今後の学びへの意欲が感じられました。

今後の展望


このワークショップを通じて、アオキスーパー社内での生成AI導入が始まりました。今後は対象部署をさらに広げ、社内全体での活用を考慮していく予定です。
TENHOも同様に、他の部署への研修展開を支援し、アオキスーパー全体の業務効率化や生産性向上を後押ししていく所存です。

両社は「AIネイティブな組織」を目指し、持続的な成長に向けた取り組みを推進していきます。

株式会社アオキスーパーについて


アオキスーパーは1941年に青果小売店として創業し、2025年に84年目を迎えます。『小さな挑戦!大きな未来♪』を合言葉に、様々な先進的施策を実行し続けています。

株式会社TENHOについて


TENHOは独自の「GENEサイクル」を用いた生成AI内製化支援を行っています。実務に直結したAI人材育成を通じて、持続的な成長を支えています。

このように、TENHOとアオキスーパーの取り組みは、今後の小売業界におけるAI活用の新たな可能性を示唆しています。これからの展開に大いに期待が高まります。


画像1

画像2

会社情報

会社名
株式会社TENHO
住所
東京都渋谷区神泉町10-10アシジ神泉ビル10F
電話番号

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。