海洋高校生の学び
2025-07-09 12:32:46

次世代を担う海洋科学高校生たちの貴重な体験学習ツアーの実施!

大分県立海洋科学高校生の体験学習ツアー



2025年7月3日、大分県立海洋科学高等学校の生徒たちが行った体験学習ツアーは、地域の水産業の現場を知る貴重な機会となりました。一般社団法人うみらいふが主催するこのイベントは、次世代に豊かで美しい海を引き継ぐための「海と日本プロジェクト」の一環です。

イベントの目的と内容



大分県内で唯一の水産・海洋系高校であるこの学校は、特に地域の水産業に触れ、海洋に関する豊富な知識や技術を習得することを目指しています。生徒たちは、県内の水産業に生きる人々と交流し、進路選択や地域社会に対する意識を高めるために、今後も定期的に開催されるこの体験学習に参加しました。

今回の活動では、佐伯市を訪問し、最新の水産加工技術を学ぶために「JFおおいた蒲江加工センター」と「米水津水産加工協同組合」の2つの施設で見学を行いました。特に、干物などの水産加工が盛んな佐伯市は、全国有数の漁場として知られています。

体験学習の詳細



JFおおいた蒲江加工センター



訪問した「JFおおいた蒲江加工センター」は、2024年に竣工し、実際に稼働している様子を生徒たちは初めて目の当たりにしました。ここでは、養殖ブリを主体にしたフィレ加工が行われており、最新の機器を使って加工が行われています。生徒たちは、加工の過程や買い手の要望に対応できるような柔軟性について学ぶことができました。さらに、今後の輸出向けの機能も整っていることから、海外との取引ができる体制が進められています。

米水津水産加工協同組合



次に訪れたのは米水津水産加工協同組合で、ここでは2社、髙橋水産株式会社と株式会社ヤマジンを見学。
まず、髙橋水産では「幻の赤しそ寿司」の製造過程を観察し、保存食としての歴史から現代的な流通方法について学ぶことができました。そして、ヤマジンでは「干物加工」の工場で、アジのはらわたや血合いを取る作業を実際に体験しました。生徒たちは、加工業の歴史や現状、さらには女性が多く活躍している工場の実情についても耳を傾けました。

学びと感想



参加した生徒たちは、今回の体験学習を通じて将来の就職に関する知識や考えを深めることができたと報告しています。「普段は見ることができない加工現場を見ることができて、とても良い経験だった」との声も多く、将来の進路選択に役立つ情報を得ることができました。また、外国人の雇用状況や多様な働き方についても理解を深めることができ、彼らの視野が広がったとのことです。

まとめ



日本財団の「海と日本プロジェクト」と共に、新世代が海を大切に思い、次世代に引き継ぐための行動を促すこのプログラムは、今後も継続的に行われる予定です。大分県の豊かな海洋環境を守り、未来につなげるための取り組みとして、今後の展開に期待が寄せられています。


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