株式会社ラバブルマーケティング、ユニオンネットを子会社化
株式会社ラバブルマーケティング(以下、ラバブルマーケティング)は、2024年8月5日に開催される取締役会において、株式会社ユニオンネット(以下、ユニオンネット)の株式を取得し、同社を子会社化することを決議しました。この決定は、マーケティング戦略を強化し、顧客満足度の向上を狙ったものです。
1. 子会社化の背景
ラバブルマーケティングは「人に地球に共感を」というパーパスのもと、共感を重視したマーケティング(Lovable Marketing)を推進しています。成長戦略としては、SNSマーケティング事業やデジタルトランスフォーメーション(DX)支援事業を通じて、年間平均10〜20%の安定した成長を目指す一方で、東南アジア市場への展開や拡大するインバウンド市場へのアプローチも視野に入れています。
ユニオンネットは、Webサイトの企画や制作、Web広告の運用、Webコンサルティングなどを強みとし、特に教育関連企業との豊富な取引実績を持っています。教育産業は、2022年度の市場規模が約2兆8,499億円と大きな成長を見せており、学校や教育関連企業における集客施策のニーズが高まっています。そのため、ラバブルマーケティングはSNSマーケティング事業との親和性が大いにあると判断し、ユニオンネットの子会社化に至りました。
2. ユニオンネットの概要
子会社化されるユニオンネットは、以下の要素を持っています:
- - 名称: 株式会社ユニオンネット
- - 所在地: 大阪市中央区北浜東1番22号
- - 代表者: 代表取締役 丸山享伸
- - 事業内容: Webサイト制作
- - 資本金: 10百万円
- - 設立年月日: 2004年9月29日
- - 大株主: 丸山享伸(100%保有)
ユニオンネットの強み
ユニオンネットは、Webサイト制作の実績が豊富で、企業サイトや採用サイト、集客サイトを多く手がけています。また、マーケティング施策の一環としてWeb広告やWebコンサルティングを行い、自社のクリエイティブを活かした高い費用対効果を実現しています。
3. 子会社化後の事業展開
ユニオンネットの子会社化により、ラバブルマーケティングは顧客のマーケティングプロセスにおける課題解決を図ります。これにより、顧客満足度の向上が期待され、相互顧客へのアップセルやクロスセルにより顧客単価や顧客数の増加が見込まれます。これは、既存事業のSNSマーケティング事業やDX支援事業の拡大に貢献するでしょう。
ラバブルマーケティングは、SNSマーケティングを核にしたトップクラスのマーケティンググループを目指し、さらなる成長と発展を目指していきます。また、シナジー効果が見込まれる事業領域の拡大に向けても、M&Aを含めた積極的な事業展開を検討していく方針です。
4. 今後のスケジュール
- - 取締役会決議日: 2024年8月5日
- - 契約締結日: 2024年8月5日
- - 株式譲渡実行日: 2024年11月1日(予定)
ユニオンネットは、2024年11月1日付でラバブルマーケティングの連結子会社となる予定であり、2025年10月期第一四半期からその業績が取り込まれる見込みです。連結業績予想への具体的な影響について現在精査中で、詳細が決まり次第、迅速に報告されるとされています。
最後に
ラバブルマーケティングは、人に寄り添う共感重視のマーケティングを通じて、さらなる成長を遂げるための一歩を踏み出しました。各企業や教育機関に向けた高品質なサービスの提供が期待され、今後の展開に注目が集まります。