飛鳥部勝則最新作『フィフス』の魅力に迫る
小説家・飛鳥部勝則の新しい仕事、最新刊『フィフス』が、書店・芳林堂書店とのコラボレーション企画により間もなく登場します。この作品は、2024年11月5日(火)から予約受付が開始される予定で、新たな文学の世界に私たちを招待してくれそうです。
新たな取り組み
この新刊は、書泉が2023年から行っている復刊企画「書泉と、10冊」「芳林堂書店と、10冊」の第2シーズンの第一弾となります。飛鳥部先生のこれまでの作品の復刊を受けて、さらに進化した形での新作出版として注目を集めているこの企画。その背景にある情熱を、芳林堂書店の店長・山本さんが語っています。「多くの方に飛鳥部勝則の作品を読んでもらいたい」との思いから始まった取り組みは、今や書店側が独自に出版するまでに成長しました。
『フィフス』とは
『フィフス』は、2010年に『このミステリーがすごい!』大賞にて発表された作品の続編を含む短篇小説集です。著者自身がインタビューで明かしている通り、この作品は初めて続編を意識した魅力的な構成になっています。飛鳥部先生の過去の作品は多くのファンに支持されており、繊細な心理描写と緻密なストーリー展開に定評があります。
イラストレーター鈴木康士による美麗装画
『フィフス』の魅力を一層引き立てるのが、イラストレーターの鈴木康士氏による装画です。この装画では、作品の主要キャラクターである「蘭冷」が描かれており、その美しさは見る者を魅了します。特別版では、このイラストが使用されたB6版のアクリルボードも同梱され、ファンにとっては価値あるアイテムとなること間違いなしです。
予約情報と発売日
『フィフス』の予約は、書泉オンラインおよび芳林堂書店のいくつかの店舗で2024年11月5日から開始されます。発売日は12月2日ですが、東京ビッグサイトで開催される「文学フリマ東京39」にて、特別に先行販売も行われるため、早めに手に入れたいファンにとって嬉しいニュースとなっています。
まとめ
飛鳥部勝則の新作『フィフス』は、ただの新刊ではなく、作家の歩みや書店員たちの情熱が注ぎ込まれた作品です。ファンだけでなく、新しい読者にもぜひ手に取っていただきたい一冊です。この企画が、多くの文学ファンに飛鳥部作品の魅力を再発見させることを期待しています。書泉と芳林堂書店の取り組みが、また新しい文学の風を呼び込むことでしょう。