宮古島で『母子モ』提供開始
2024-07-01 16:34:42

沖縄県宮古島市で母子手帳アプリ『母子モ』が提供開始!子育て支援サービスをデジタル化

沖縄県宮古島市で母子手帳アプリ『母子モ』が提供開始!子育て支援サービスをデジタル化



沖縄県宮古島市は、7月1日より母子手帳アプリ『母子モ』を導入し、『宮古(みゃ~く)島子育て応援アプリ ぱにぱに』として提供を開始しました。

宮古島市では、「結いの力で拓く 子・親・地域の未来」を基本理念に掲げ、地域全体で子どもの成長と保護者の子育てを支える取り組みを進めています。

今回の『母子モ』導入は、紙の母子健康手帳のデータをデジタル化し、子育て世帯の負担軽減と、よりスムーズな情報共有を目的としています。

『母子モ』は、620以上の自治体で導入実績があり、子どもの予防接種記録や成長記録の管理、出産・育児に関する情報の提供など、幅広い機能を備えています。

宮古島市では、さらに『母子モ』の追加機能として、自治体の子育て関連事業デジタル化支援サービス『子育てDX®』の「オンライン予約サービス」も導入しました。これにより、保護者はアプリからマタニティスクールや赤ちゃん広場の予約が簡単にできるようになります。

# 離島ならではの課題にも寄り添う、充実した子育て支援



宮古島市は、離島という地理的条件から、子育て世帯が直面する課題も多いです。

たとえば、子どもの予防接種を市外の医療機関で受けたい場合、事前に手続きをすることで接種費用の全額または一部を公費で負担しています。

また、重度障がい児や小児慢性患者が市外へ通院治療する場合、渡航費や宿泊費の一部、航空機内で使用するストレッチャーや酸素ボンベの使用料を助成するなど、必要に応じて市外の医療機関への受診もしやすくなるよう支援しています。

さらに、「宮古島市出産祝金」として、第1子と第2子には3万円、第3子以降には5万円を交付するなど、地域の中で子育てしやすい仕組みづくりを推進しています。

# 『宮古(みゃ~く)島子育て応援アプリ ぱにぱに』の主な機能



『宮古(みゃ~く)島子育て応援アプリ ぱにぱに』は、スマートフォン、タブレット端末、PCに対応しており、以下の機能が利用できます。

自治体から提供される各種制度・サービスの案内
子ども医療費助成制度、児童手当など、妊娠・育児時期にあった各種補助制度の情報や手続き方法の案内
自治体が配信する各種お知らせ
マタニティスクール、赤ちゃん広場のオンライン予約
記録・管理
妊娠中の体調・体重記録(グラフ化)
胎児や子どもの成長記録(グラフ化)
身長体重曲線による肥満・やせの程度の確認(グラフ化)
予防接種:標準接種日の自動表示、接種予定・実績管理、受け忘れ防止アラート
健診情報:妊婦や子どもの健康診断データを記録
情報提供・アドバイス
出産・育児に関する基礎情報
妊娠週数や子どもの月齢に合わせた知識やアドバイス
沐浴や離乳食の作り方などの動画
周辺施設の案内(病院、幼稚園・保育園、公園、子育て施設など)
育児日記:できたよ記念日
子どもの成長を、写真と一緒に記録
記念日には日付と言葉が入った“初めての記念日テンプレート”で写真をアップ(初めての…胎動/キック/寝がえり/おすわり/ハイハイ/ひとり立ち/ひとり歩き など約150項目の記録が可能)
データ共有
子どもの成長記録や健康データを、家族のスマートフォンなどでも閲覧でき、SNSにも投稿可能

# 子育て世帯の負担軽減と安心・安全な子育て環境づくりへ



宮古島市は、『母子モ』の導入と『子育てDX®』の「オンライン予約サービス」の提供を通して、子育て世帯の負担を軽減し、より安心して子育てができる環境づくりを目指しています。

今後も、地域住民のニーズを捉え、子育て支援サービスの充実を図っていくとのことです。


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