ざんねんないきもの総選挙
2025-07-18 13:26:31

「ざんねんないきもの総選挙」で古代生物が第1位に選ばれた理由とは?

2025年の春、株式会社高橋書店は「ざんねんないきもの総選挙」を実施。その結果、意外なことに第1位に輝いたのは現存しない古代生物「サカバンバスピス」でした。この企画は、累計540万部を突破した「ざんねんないきもの事典」シリーズの発刊10周年を記念して行われました。

「ざんねんないきもの」のコンセプトは、「一生懸命なのにどこか残念な生き物たち」として、普段はあまり注目されていない生き物たちのユニークな特徴や意外性を広く知らせることです。投票は2025年4月18日から6月1日の間に行われ、多くの人々が自分が好きな生き物に票を投じました。

第1位:サカバンバスピス



第1位に選ばれたサカバンバスピスは、見た目がユーモラスでありながら、意外にも「やる気がない」と評価されました。子供たちからは、「見た目がギャグのようで面白い」との声が多く、また、10歳の子供は「やる気がないけど、かわいい」と愛情を持って語ります。こうした意見から、サカバンバスピスは単なる古代の生物ではなく、人々に親しみやすさを提供する存在であることが分かります。

他の人気生き物たち



第2位は「ゾウ」となりました。ゾウの「大きすぎて毛を失う」といった特徴は、参加者からの「毛を失う理由が可哀想」との意見で共感を呼びました。また、第3位には「カカポ」が名を連ね、そのハチミツの香りにちなんだユニークな理由から支持を集めています。

興味深いのは、上位にランクインした生き物たちが持つ「ざんねん」さに対する暖かい視点です。例えば、カカポは「可愛いし残念な理由も可愛い」と評価され、マナティーは「体からコケが生えるほどゆっくり動くが、それが可愛い」と励ましの声が寄せられました。

参加者からの投票理由



この総選挙の魅力は、参加者から送られるユニークな投票理由にもあります。例えば、「うんこで会話する」イタチに対しては、「僕もうんちが大好きだから」といった微笑ましい理由が見られます。また、チンパンジーに対しては「頭が良すぎてうつ病になる」といった考察があり、これもまた考えてみる価値のある視点です。

生き物の魅力を再発見



この総選挙によって、子供たちの意見を通じて、ざんねんな生き物たちが新たな愛情をもって受け入れられることが分かります。驚くべきは、古代生物が選ばれた点で、想定外の結果となったバックには、参加者たちの優しさや感受性が光ります。

「ざんねんないきもの事典」シリーズには、約1,000種以上の生き物が登場し、各々が持つ特殊な「ざんねんさ」が愛おしくなるような物語を提供しています。今後も、このユニークな生き物たちが紹介されることを楽しみにしています。

総評



この企画は、ちょっとざんねんに感じられる生き物たちを通じて、愛らしさや共感の力を感じさせてくれる素晴らしい機会となりました。ぜひ、あなたも次回の投票に参加し、あなたが一番好きな「ざんねんないきもの」を選んでみてはいかがでしょうか?


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会社情報

会社名
株式会社 高橋書店
住所
東京都豊島区東池袋3-1-1サンシャイン60 14階
電話番号
03-5957-7103

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