eギフトとスマート決済の新たな形
株式会社ギフティ(以下、ギフティ)の提供する「eGift System」と三井住友カード株式会社(以下、三井住友カード)が手掛ける「stera terminal standard」が連携を開始しました。このコラボレーションによって、飲食や小売業界におけるeギフト利用がさらに便利に進化します。
連携の背景と概要
ギフティは、eギフトプラットフォーム事業を展開し、全国330以上のブランドにeギフトの発行と流通をサポートしています。「eGift System」は、飲食店や小売店が受け取るギフトの発行から販売まで一貫して管理できるシステムです。一方、三井住友カードの「stera terminal standard」は、あらゆる決済手段を1台でこなす次世代型のオールインワン決済端末として注目されています。
この二つのシステムが統合された結果、全国にある「stera terminal standard」を導入した店舗で、eギフトでの決済が可能になりました。特に株式会社大戸屋ホールディングスが運営する「大戸屋ごはん処」では、2024年11月からこの新しいeギフト決済が開始される予定です。
eギフト利用の流れ
「eGift System」によるeギフトの利用は、非常にシンプルです。会計時にお客様がスマートフォン画面に表示された二次元コードを「stera terminal standard」にかざすことで、迅速な決済処理が完了します。この消込処理によって、他の決済方法と同様にeギフトの利用が簡単になり、顧客にとってもストレスフリーな体験が提供されます。
店舗側にとっても、従来の方法と比べて新たな機器を導入する必要がなく、既存のシステムにスムーズに収束できるため、大変導入しやすいといったメリットがあります。これにより、さらなるeギフト普及に繋がることが期待されます。
ギフティのビジョンと今後の展開
ギフティは、今後もシステムの統合を通じて、eギフトの利用をさらに促進するとともに、利用者にとっての快適な環境作りを目指します。ギフトを通じて人々や企業、地域との繋がりを深めることをビジョンに掲げ、さまざまな企業や自治体と連携を強化していく方針です。
eギフトは、日常の感謝の気持ちを手軽に表現できる手段として、その存在が不可欠になってきています。この流れを加速させるために、ギフティは企業や自治体向けにeギフトを活用した様々なソリューションを提供し、より良いギフト文化の広がりを目指しています。
最後に
今日のビジネス環境では、効率性と利便性が求められています。ギフティと三井住友カードの新たな試みは、飲食や小売の現場において、eギフトを通じた新しい価値を提供することに寄与するでしょう。このサービスがどのように展開されていくのか、引き続き注目していきたいと思います。