大阪文化服装学院が高島屋でサステナブルイベントを開催
大阪文化服装学院(OIF)は、高島屋大阪店で落ち着いた空間と共に開催されるサステナブルなファッションイベント「OSAKA DENIM SCRAMBLE」に参加します。このイベントは、高島屋が展開する「TSUNAGU ACTION」の一環で、2025年4月16日から21日までの期間に行われます。
イベントの概要
「OSAKA DENIM SCRAMBLE」はサステナブルファッションをテーマにしたイベントで、日本のデニム産地として名高い三備産地の魅力を発信します。参加学生たちが制作したデニムジャケットやパンツは、岡山県の企業㈱WHOVALと連携して製品化されました。これらのアイテムは、学生のデザインによって生まれ、地域の職人による技術で仕上げられています。
特に注目されるのが、4月19日(土)に高島屋大阪店の7階催会場で行われるファッションショーです。このショーで、スタイリスト学科の学生たちが企業と共同制作したデニムアイテムを用いたスタイリングを披露します。デニムの多様な魅力を伝えるこのショーは、二回公演される予定です。
学生たちのデザイン力
参加する学生たちの中には、以下のような才能あふれる若者たちがいます:
1. 鳥山愛菜(ファッション・クリエイター学科)
2. 宇高稜太(スーパーデザイナー学科)
3. 越智暖日(スーパーデザイナー学科)
4. 森定叶恵(スーパーデザイナー学科)
5. 渡邊優華(ファッション・クリエイター学科)
これらの学生たちは、学内コンペを経て選ばれ、世界に一つだけのデニムアイテムを制作しました。彼らの作品は、産地の職人とともに緻密に仕上げられており、デザインと技術が融合した逸品です。
デニムの魅力を広める試み
本イベントには、デニム産地見学ツアーやデニム専門家による特別講義も予定されています。専門家である本澤裕治氏が行う講義では、デニムの歴史やその技術、そして環境問題への取り組みについて学びます。学生たちは、岡山県倉敷市児島を訪れ、産地の工房や製造過程を直接見ることで貴重な体験を積みました。
このように、大阪文化服装学院は学生たちの感性と職人の技術を掛け合わせた新しい価値を創造しようとしています。また、高島屋の「TSUNAGU ACTION」は、サステナブルなライフスタイルを促進するための様々な取り組みを行っており、このようなコラボレーションはその一環です。
OIFについて
大阪文化服装学院は、78年の歴史を持つ日本有数のファッション専門学校であり、近年では国際的な視野をもった人材の育成にも力を入れています。特に、創造力や技術力に関しては高い評価を得ており、国内外の若手クリエイターたちの成長をサポートしています。
2026年には校名を「ヴォートレイル ファッション アカデミー」に変更予定ですが、伝統を大切にしつつ未来志向の教育を行う姿勢は変わりません。
この機会にぜひ、高島屋でのサステナブルファッションイベントにお越しいただき、学生たちのクリエイティブな成果をご覧ください。彼らの挑戦が、日本のファッション業界に新たな風を吹き込むことでしょう。