人材派遣・アウトソーシング事業を手掛けるパーソルテンプスタッフ株式会社は、北海道上ノ国町と木古内町と連携し、地域共創協定を締結しました。
この協定は、パーソルテンプスタッフが北海道内の自治体で初めて締結したもので、少子高齢化や人口減少、地方産業の衰退といった課題を抱える地域に対し、魅力ある町づくりを実現することを目指しています。
パーソルテンプスタッフは、これまで福岡県で大学発ベンチャー企業を支援するエコシステムの構築や、渋谷区における官民連携のオープンイノベーション拠点の運営支援など、地域共創に取り組んできました。
今回の協定では、パーソルテンプスタッフのノウハウとリソースを活用し、両町が持つ観光資源や遊休施設、産業連携、人材などを活かしたビジネスマッチングの活性化、地方副業の推進、人材交流・育成などをサポートすることで、関係人口の拡大や移住者獲得を目指します。
具体的には、以下の3つの取り組みを推進していく予定です。
1. 雇用創出および人材育成:パーソルグループおよび民間企業との連携による地域産業の創造、人材育成、雇用創出
2. 持続可能な地域コミュニティ:観光資源や遊休施設の利活用支援、持続可能なコミュニティ形成、豊かな暮らしの創造
3. 関係人口の創出:移住希望者や副業従事者など、両町の関係人口の創出支援
上ノ国町と木古内町の両町長は、この協定がそれぞれの地域にとって大きな転機になると期待を寄せ、人材不足という課題解決にパーソルグループの力が必要であると強調しました。
パーソルテンプスタッフは、グループビジョン「はたらいて、笑おう。」の実現を目指し、地域経済の活性化と雇用の創造に貢献していくとのことです。