TECROWDの新ファンドから見る不動産投資の新機会
不動産クラウドファンディングで知られるTECROWDが、新たなファンド『障がい者グループホーム AMANEKU千葉仁戸名町』の情報を公開しました。先行抽選受付が2025年3月26日からスタートし、一般募集は4月8日から行われます。このファンドは、障がい者グループホームを投資対象とし、賃貸収入と売却益からも配当を行う複合型ファンドです。
TECROWDとは?
TECROWDは、TECRA株式会社が運営する不動産クラウドファンディングです。複数の投資家からの出資により不動産を取得し、その運用益を分配する仕組みを取ります。また、投資が全てオンラインで完結できるため、手軽に不動産投資が可能です。「障がい者グループホーム AMANEKU千葉仁戸名町」ファンドは、障がい者の生活支援を行う重要なプロジェクトとされています。
新ファンドの詳細
『障がい者グループホーム AMANEKU千葉仁戸名町』は、賃貸物件として運用後に、売却利益を配当するインカム型とキャピタル型を組み合わせたファンドです。2025年3月末に竣工予定で、開業は2025年6月となっています。こちらの施設では、24時間365日体制でグループホームのサービスが提供され、障がい支援区分が4〜6の方向けに設計されています。具体的には、1階に男性定員10名、2階に女性定員10名の体制を整えています。
ファンド運用は、運営会社である株式会社AMATUHIが行い、マスターリース契約を通じて安定した家賃収入を確保します。入居者へは、障がい年金や生活保護といった支援もあり、入居者の自己負担が少なく済む仕組みとなっているため、投資家にとってもリスクが軽減されるはずです。
優先劣後構造の採用
さらに、このファンドでは優先劣後構造が採用されています。優先出資者と劣後出資者が存在し、万が一元本割れが発生した場合、劣後出資者が損失を先に負担します。これにより、投資家の元本が棄損するリスクを低減する点が特徴です。
想定運用スケジュール
ファンドは、以下のスケジュールで運用が進められます:
- - 先行抽選登録期間:情報公開日から2025年4月2日まで
- - 先行抽選結果発表:2025年4月3日15時頃
- - 当選者申込期間:2025年4月3日~4月7日
- - 一般募集期間:2025年4月8日~4月28日
- - 運用期間:2025年5月1日~2027年4月30日
- - 償還および配当日:2027年5月31日
一般募集は、先行抽選の結果に関係なく、誰でも先着順で申し込むことができます。先行抽選に当選した方も、追加の申し込みが可能です。
まとめ
TECROWDから発表された『障がい者グループホーム AMANEKU千葉仁戸名町』は、投資家にとって新しいチャンスを提供します。障がい者の支援を考慮したプロジェクトに参加することで、社会貢献しながら同時に安定したリターンを目指すことが可能です。これからの不動産投資の形がここにあると言えるでしょう。