絶品メシを求めて旅する中年サラリーマンの冒険譚「絶メシロード」放送開始

中年サラリーマンの小さな大冒険

郊外のごく普通の日本の町に住むサラリーマン須田民生（濱津隆之）は、日々の暮らしにストレスを抱えています。普段の生活に疲れた彼の唯一の楽しみは、消えかけている「絶メシ」を求めて旅に出かけることです。絶メシとは、時代の流れで失われつつある地域の伝統的な美味しい料理や飲食店のこと。この冬、そんな彼の冒険が地上波ドラマ「絶メシロード」として登場します。

ドラマ概要

「絶メシロード」は、2020年1月24日から毎週金曜日の深夜0時52分にテレビ東京で放送される予定です。ドラマは、実際に存在するお店での撮影に基づき、ストーリーは地域の店主たちへのインタビューを通じて構成されています。民生が求める「絶メシ」は、関東甲信越・北陸地域を中心に11県12箇所で実際に営業している店舗から選ばれています。

主なキャスト

このドラマには、有名な実力派俳優たちが出演します。須田民生役は映画「カメラを止めるな！」で注目を集めた濱津隆之。また、民生の妻役を酒井若菜が演じ、彼の旅を通じて多様なキャラクターたちとの出会いが描かれます。さらに、山本耕史が民生の旅先で出会う車中泊の達人を演じ、彼の冒険が色彩豊かに描かれます。

旅のテーマ

ドラマの中心テーマは、平凡なサラリーマンが一泊二日の車中泊を通じて「絶メシ」に出会い、心のリフレッシュを図るというもの。原案を手掛けた博報堂ケトルの畑中翔太氏は、ドラマ制作を通じて人々に地域の美食文化を再発見してもらうことを目指しています。番組は、視聴者が民生のように旅に出たくなるような、魅力的な物語が展開されることでしょう。

地域創生の意義

「絶メシ」プロジェクトは、地域の飲食業界の未来を考える取り組みとして、2017年に群馬県高崎市からスタートしました。経営者の高齢化や後継者不足といった問題が深刻化する中、地域の名店を守るために情報を共有し、支援することを目的としています。このドラマは地域創生のための新たな試みとして、全国各地の美味しい料理や店舗を紹介する大きなステップとなります。