エン・ジャパンが国家公務員採用を支援
2025年7月から、エン・ジャパン株式会社が内閣官房の「ソーシャルインパクト採用プロジェクト」をスタートします。このプロジェクトでは、20の中央省庁が合同で国家公務員300名の採用試験を行います。従来の採用方式を踏まえつつ、エン・ジャパンが全面的にサポートすることで、より広範な人材を募集することを目指しています。
プロジェクトの背景
近年、社会課題が多様化し、その解決には専門的な知識と経験が求められています。これを受け、各省庁は合同で「経験者採用試験」を実施し、公的な職務に適した人材を広く糾合しています。この取り組みは、官民を問わず様々なバックグラウンドを持つ人材が集まることで、国の政策立案や法令の実行においてより創造的なアプローチを生むことを期待しています。
新たな採用試験の詳細
2025年度では、会計検査院や人事院、内閣府から環境省や農林水産省まで、あらゆる政府機関が参加し、特に総合職(府省合同A区分)と一般職(府省合同B区分)の2つの区分での募集を行います。総合職は政策の企画立案に関わるポジションであり、一般職は特定分野での政策実施を担う職務となります。一般職の合同募集は今回が初めてということで、新たな試みとなっています。
試験の流れ
まず1次試験として共通の筆記試験が行われ、合格者は2次試験として個別面接を受けることになります。総合職に関しては、グループ形式の「政策課題討議試験」も実施される予定です。また、従来は東京都のみだった試験地が、今回は全国9都市に拡大され多くの応募者に機会が提供されています。
応募に向けての準備
国家公務員としてのキャリアを考える方々からの応募を募集しています。年々増加する社会課題に対処するためには、さまざまなバックグラウンドを持つ人々が欠かせません。エン・ジャパンは、この取り組みを通じて志ある方々が国家公務員としての道を切り開いていくことを応援しています。
オンライン説明会の開催
さらに、2025年7月24日には「経験者採用試験WEB説明会」を開催します。このオンラインイベントでは、各府省庁から採用後の業務内容や求める人材についての説明があります。関心のある方はぜひ参加を検討してください。
最後に
エン・ジャパンの目指す『ソーシャルインパクト採用プロジェクト』は、優れた人材を社会課題の解決に結びつけることを目的としています。多くの方がこの新たな機会に挑戦し、国家公務員として貢献できることを期待しています。詳細はエン・ジャパンの特設ページでご覧いただけます。