渋谷の新たな芸術発信拠点「階段室」で日比さつきの個展が開催
渋谷の中心部にある芸術拠点、
渋谷アクシュのユニークスペース「階段室(たまりば)」では、油絵画家の
日比さつき氏による個展『あること』が2025年11月18日から30日まで開催されます。この展示は、アーティストに作品を発信する機会を設けることを目的としたもので、アートとカルチャーの中心地である渋谷で行われる貴重なイベントです。
時間と場所
本個展は、毎日10:00から20:00まで開館し、最終日の30日は18:00までとなっています。入場は無料で、アートに興味のある方々は気軽に訪れることができます。会場となる「階段室(たまりば)」は、渋谷アクシュの3階に位置し、約30㎡の広さを持つ特殊なレンタルスペースです。
個展のテーマ
日比さつき氏は、距離や時間の感覚をテーマに制作活動を行っています。「こことあそこ、あちらとこちら」という考えを基本に、目に見えない距離を表現することで、「ここに在る」ことを確認する営みを追求しています。彼女は、油彩を使って他者と自己の境界を探り、時間の流れや光の変化の中にある存在の痕跡を描写します。日比氏は、自身の作品を通じて位置づけや関係性の揺らぎを表現し、観る者に深い感覚を呼び起こすことでしょう。
日比さつきさんのプロフィール
日比さつき氏は1994年に大阪で生まれ、2017年に武蔵野美術大学を卒業後、油絵を中心に活動しています。彼女の作品は、植物の変化をモチーフにしており、主な個展には『とけゆく』や『それから』があります。また、2024年には「Idemitsu Art Award」にもノミネートされており、現在注目を集めているアーティストの一人です。
渋谷アクシュについて
渋谷アクシュは2024年にオープンしたばかりの新しい施設で、渋谷駅から徒歩5分という便利な立地にあります。セミナーや撮影、またオフィスワーカーの憩いの場としても人気を博しています。エネルギー溢れる渋谷での新たなアート体験を得るチャンスです。
「階段室」の運営は
株式会社シアターワークショップが行っており、劇場やホールの運営に関する幅広いノウハウを持つ企業です。全ての人がアートに触れることのできる環境づくりに取り組み、多くのアーティストを支援する活動を続けています。
アクセス
「階段室(たまりば)」へのアクセスは以下の通りです。
- - 住所: 東京都渋谷区渋谷2-17-1 渋谷アクシュ3階
- - 最寄駅: 渋谷駅より徒歩3分。銀座線ヒカリエ改札からもアクセス可能です。
この特別な機会をお見逃しなく。アートに興味のある方々は、是非足を運んでみてください!