新都市生活研究所と再春館共創ラボラトリーの提携
新都市生活研究所(本社:東京都江東区、代表取締役:池崎健一郎)は、再春館製薬所グループの「再春館共創ラボラトリー」(所在:東京都港区、代表取締役社長:綾部隆一)からの出資を受け、戦略的業務提携を発表しました。この提携は、都市生活の中で「住まいからの健康文化」を育み、住民がより良い生活を楽しむための新たな仕組みを構築することを目指しています。
提携の背景:マンション共用部の活用
新都市生活研究所は、マンション管理組合との直接契約を通じて、共用部を利用した文化祭型イベント「クラスバ」を運営する企業として知られています。東京湾岸、武蔵小杉、大阪などの地域で56棟、約27,000戸のマンションと提携し、住民と企業、管理組合が共に形成する「三方よしのプラットフォーム」を提供しています。デジタル広告では得られないリアルな体験を提供し、年間約100回のイベントを通じて延べ2万人以上の住民と交流しています。
今回の提携によって、新都市生活研究所は都市の居住者が日常生活を通じて、自分に合った健康や美容に触れる機会を増やすことを目指します。
提携の目的:ウェルビーイングの実現
再春館共創ラボラトリーは、同社の理念「明日を楽しみと思える毎日を応援する」を基に、異業種とのコラボレーションによる価値創造を推進しています。この新たな提携は、都市生活の現場にその考えを通じて、ウェルビーイングに向けた実践的な取り組みを拡大するものです。両社は以下の三つの領域で共創を進めることを発表しています。
1.
ウェルビーイング・ブランド発信
マンション内サイネージ「Residence Connect」および新アプリ「クラスバ」を活用し、再春館製薬所の健康コンテンツを展開します。帰宅後のリラックスタイムなど、生活動線の中で自然に接触できる環境を整え、ウェルネス意識を日常に浸透させます。
2.
共用部での体験キャラバン
居住者を対象に、健康・美容のプロによる「5分間ハンドケア体験」や「肌測定会」、さらには「ウェルネスセミナー」などの催しを企画し、忙しい都市生活者が気軽に相談できる場を提供します。
3.
デジタル共創による持続的関係構築
アプリとサイネージを連動させ、利用者の興味喚起から体験、購入、継続的な使用に至るまでの流れを可視化します。これにより、都市生活者のウェルビーイング行動を支える新たな循環モデルの構築が期待されています。
コメント
再春館共創ラボラトリーの代表取締役社長、綾部隆一氏は、新都市生活研究所への出資を通じて、人々が健やかに暮らし、明日を楽しみにできる社会を共に築くことを期待していると述べました。この提携によって、新たな顧客アプローチを活用し、パートナーシップの中で新サービスの開発が進むことに期待が寄せられています。
新都市生活研究所の代表取締役、池崎健一郎氏も、都市のマンションにまだ活かされていない共用部の文化資産を強調し、この提携により「健康とつながり」を再定義すると語りました。都市生活者の新たなライフスタイルを創造していく挑戦が始まります。
会社概要
所在地:東京都江東区有明3丁目7-11 有明パークビル20階
設立:2021年
事業内容:タワーマンション管理組合向けイベント・サイネージ・アプリ事業
公式サイト:
shintoshi-ken.com
所在地:東京都港区高輪4丁目10-58
公式サイト:
scclab.co.jp
本件に関するお問い合わせ先:新都市生活研究所 広報担当 (Mail:
[email protected])