家業を継ぐ未来を切り開く！学生向けセミナー「家業人財アカデミー」の魅力とは

家業を継ぐ未来を切り開く「家業人財アカデミー」

中堅・中小企業の後継者を育成することを目的としたイベント、「家業人財アカデミー」が今年9月に東京と大阪で開催されました。このプログラムは、家業がある大学生や大学院生を対象に、キャリアの築き方や企業への就職後の道筋について考える場を提供しています。

イベントの背景

日本の中堅・中小企業は、経営者が高齢化する中で事業承継が大きな課題となっています。経営コンサルティング会社である株式会社船井総合研究所は、そんな家業の承継を考える学生たちに向けた独自の取り組みとして「家業人財アカデミー」を立ち上げました。これにより、次世代の経営者候補となる人材を育成し、企業の持続的成長を支援しています。

セミナーの内容

「家業人財アカデミー」では、実家に家業を持つ参加者同士が交流できる環境が整えられています。イベントでは、船井総合研究所のコンサルタントが、自身の経験を元に、就職活動の際に重視すべきポイントや、企業でのキャリア形成における心構えを具体的に説明しました。

特に、企業に入社してからの組織での働き方や、家業との繋がりについてのリアルなメッセージが多くの参加者にとっての刺激となりました。参加学生は、自身のキャリアについて真剣に向き合う素晴らしい機会となったのです。

感想と結果

参加者からは、同じ家業を持つ学生同士の交流ができたこと、また現役の社員との意見交換が非常に有意義だったとの声が多数寄せられました。特に、ワークショップを通じて家業の異なる業種に触れられたことによる新たな視点の獲得や、社長から直接話が聞けるという貴重な機会が魅力的だったと評価されています。

次回の開催は10月6日(日)に東京本社で予定されており、さらなる参加者の交流や意見交換が期待されています。このようなイベントが続くことで、将来の日本の中堅・中小企業を担う人材が育成されていくのです。

船井総合研究所の取り組み

船井総合研究所は、経営コンサルティングを通じて社会的価値の高いサステナブル企業の創出を目指しています。このアカデミーもその一環として、家業を持つ学生のキャリア形成を支援することで、企業の持続可能な成長と社会貢献に寄与しています。企業経営者の子息・子女は、親の背中を見て育つ中で経営への理解が深まっていますので、今後もその成長を見守っていきます。

このような取り組みが、特に中堅・中小企業の未来を支える重要な要素となるでしょう。将来の企業経営を担う人材の育成が、さまざまな形で進むことを祈っています。