2024年9月18日(水)19時から、ミカタ少額短期保険株式会社がオンライン弁護士セミナー「知っておきたい離婚と共同親権のはなし」を開催します。参加は無料で、弁護士保険『ミカタ』や『家族のミカタ』に加入している方が対象です。このセミナーの講師は、神奈川県弁護士会に所属する松本隆弁護士で、離婚に関する法律の最新情報を解説します。
今回のセミナーでは、改正民法の施行に伴う離婚後の共同親権の選択肢について詳しく説明します。現行の親権制度は1947年の民法改正から続いている「単独親権」と呼ばれるもので、これに対して新たに導入される共同親権制度について、多くの理解が求められています。
改正民法817条12-2では、離婚後の親権を持つ父母が、子の利益のために協力し合うことが義務づけられています。この改正は、77年ぶりのものであり、法律が親権に対してどのように変わっていくのか示しています。特に、子供の将来を考えると、親としてどのように行動するべきかが鍵となりますが、同時にDVや虐待の懸念も存在しています。セミナーでは、法改正の背景や趣旨、施行までの課題についても言及されます。
オンラインセミナーはMicrosoft Teamsを利用して行われ、既に申込が必要ですので、参加を希望する方は早めに手続きを済ませましょう。松本弁護士は、早稲田大学法学部を卒業し、慶應義塾大学法科大学院を修了した後、2012年に弁護士登録した経験豊富な専門家です。日常業務では刑事事件を除く様々な法律案件に関わり、企業向けのハラスメント研修なども行っています。
また、弁護士保険『ミカタ』は、法律に関する専門知識を有する弁護士へのアクセスを容易にし、法的支援が受けやすい環境を整えることを目的とした保険です。各種保険内容も用意されており、加入者には弁護士との直通ダイヤルや紹介サービスが提供されています。
こうした背景をもつセミナーは、多くの家庭にとって重要な意味を持つことでしょう。法律の変化や親権に関する基礎知識を深めたい方は、参加を考えてみてはいかがでしょうか。