荻野製本所、シェアサイクル事業に参画
大阪市に本社を構える株式会社荻野製本所が、OpenStreet株式会社が運営するシェアサイクルサービス「HELLO CYCLING」に2025年1月から事業参画することを発表しました。この参画により、荻野製本所は大阪市内に200台の電動アシスト自転車を投入し、地域の移動手段の向上を図ります。
HELLO CYCLINGとは?
「HELLO CYCLING」は、OpenStreetが提供するシェアサイクルサービスで、「移動をもっと楽しく、自由に。」をコンセプトに、全国約10,200カ所のステーションから自転車を借りて、指定した場所に返却することが可能です。利用者はアプリを介して簡単に自転車の予約や決済ができ、約420万人がこのサービスを利用しています。
持続可能な移動手段の提供
近年、持続可能な社会の実現に向けた取り組みが広がる中、荻野製本所の参画はその一環と位置づけられます。電動アシスト自転車は、通勤や買い物などのラストワンマイル移動を効率化し、環境への負担を軽減する手段として注目されています。荻野製本所は、製本業務だけでなく新たな事業としてシェアサイクルを通じて、エコで持続可能な社会の実現に寄与することを目指します。
利用方法と料金
「HELLO CYCLING」を利用するには、スマートフォンにアプリをダウンロードし、無料で会員登録をする必要があります。その後、アプリを使って自転車の予約や貸出、返却を行います。料金は以下の通りです:
- - 電動アシスト自転車: 30分130円、延長100円/15分、12時間まで1,800円
- - 電動サイクル: 15分200円、12時間まで4,000円
なお、エリアや車両によって料金が異なる場合があるため、事前に確認することをおすすめします。
OpenStreetのビジョン
OpenStreetは、自転車活用推進法や地域パートナーとの協業により地域交通の活性化を図っており、シェアサイクルを中心とした移動手段の多様化を進めています。今回の荻野製本所の参画により、さらに多くの人々にとって便利で利便性の高い移動手段が提供されることでしょう。
持続可能な地域社会を実現するために、今後も「HELLO CYCLING」サービスのさらなる拡充が期待されます。