JTG証券が欧州発行のユーロ建てRT1債を取扱い開始

JTG証券が新たに取り扱うユーロ建てRT1債の魅力



最近、JTG証券が2025年4月22日からEU大手金融機関であるクレディ・アグリコル・アシュアランスが発行したユーロ建てRT1債の取り扱いを開始しました。この債券は元本強制削減条項付きの永久劣後社債であり、金融商品としての注目が集まっています。

RT1債とは



RT1債は「Restricted Tier1債」と呼ばれ、特に欧州の保険会社が発行する債券で、規制当局の資本要件に合致するために発行されます。この債券は、投資家にとって新しい投資の選択肢を提供するとともに、高金利の先進国債券としての魅力があります。

クレディ・アグリコル・アシュアランスが発行したRT1債は、格付機関S&PからBBB+を受けています。これは、同金融機関が安定した信頼性を有していることを示しており、個人投資家にとって投資先としての魅力が高いと言えます。

投資チャンスとお客様への提供



JTG証券は、RT1債の取り扱いを通じて富裕層を含むお客様へより良い投資機会を提供することを目的っています。特に、欧州の債券市場では、短期的な資金流出が考えにくいため、安定性が高いとされています。2025年3月18日に発行された本債券は、金融市場が変動する中で、確実な投資機会となり得るでしょう。

JTG証券はまた、「個人向け債券ビジネスのトップハウス」を目指し、債券ラインナップを拡充する努力を続けています。これにより、お客様に多様な選択肢と運用機会を提供することができるのです。

債券の基本情報



このRT1債は年率6.25%の利率を提供し、年2回の利払いが行われます。初回コール日は2035年6月17日と設定されています。発行額は7500億ユーロであり、これからの欧州市場における重要な投資対象となることでしょう。

リスクについて



もちろん、RT1債には投資に伴うリスクも伴います。例えば、市場の需給関係や発行者の財務状況に応じて債券の価格が変動する可能性があります。また、為替リスクも存在し、投資元本を割り込むリスクを理解する必要があります。信用リスクや資本再構築のリスクにも注意が必要です。

JTG証券の使命



JTG証券は、創業60年以上の歴史を有し、信頼される証券会社として社会に貢献することを使命としています。日本の投資家が海外市場での選択肢を広げるために、引き続き革新的なアプローチを追求していくでしょう。

外貨建てのRT1債は、個人投資家にとって新たな投資先として注目されており、今後の市場におけるその動向にも注目です。

会社情報

会社名
Jトラストグローバル証券株式会社
住所
東京都渋谷区恵比寿4丁目20番3号恵比寿ガーデンプレイスタワー7階
電話番号

トピックス(経済)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。