障害児者の笑顔を支える！デジリハチャレンジ制度の新展開とは

障害児者の笑顔を支えるデジリハチャレンジ制度

障害のある子どもたちのリハビリ活動をより楽しく、そして有意義なものにするための新たな取り組み、デジリハチャレンジ制度が始まります。近年、医療福祉施設を利用する子どもの数が増加し、その一方で多くの施設が財政的な課題を抱えています。この状況を打破し、子どもたちの成長をより支援できる仕組みが求められていました。

デジリハとは

デジリハは、リハビリを単調な作業からアソビへと変えるために開発されたツールです。このデジタルアートとセンサー技術を駆使したリハビリツールは、2021年から数多くの医療機関や福祉施設で使用されており、子どもたちの笑顔を育む力を持っています。

医療福祉施設の財政的課題

しかし、リハビリサービスの質が高ければ高いほど、報酬の制度が十分でないため、質と支援のバランスを保つことが難しいのが現状です。特に放課後等デイサービスにおいては、赤字経営の施設が全体の45%を占め、障害児への手厚いケアや支持を行うことが困難です。この財政的な課題は、利用者の成長をしっかりとサポートするための障害となっています。

デジリハチャレンジ制度の狙い

そこで、デジリハチャレンジ制度の誕生です。この制度は、デジリハを導入したいと望む医療福祉施設（チャレンジ施設）に対し、一個人や企業が寄付を通じて支援をするという新たな試みです。寄付者は「マンスリーサポーター」として月々の利用料を支えることができ、寄付を通じて子どもたちの成長を応援することができます。

寄付サイトを通じて参加したサポーターには、チャレンジ施設から定期的な活動報告が届きます。これにより、自分の寄付がどのように活用されているかを実感しながら、障害児の支援に関与することができるのです。

キャンペーンの詳細

デジリハチャレンジ制度の第一期として3つの施設が選ばれ、特別なスタートダッシュキャンペーンが開催されます。開催期間は2022年3月7日から31日までで、寄付プランは1,000円、3,000円、5,000円と様々です。また、特定非営利活動法人にこりや多世代型介護付きシェアハウスはっぴーの家ろっけん、NPO法人ゆめのめといった施設が参加しています。目標金額は各施設55,000円で、集まった寄付はデジリハの導入に活用されます。

今後もデジリハチャレンジに参加する施設を拡大し、地域社会の医療福祉を活性化させるための活動を続けます。私たちのビジョンに賛同いただける企業や個人の参加を心よりお待ちしております。