賃貸住宅改造を支援する『DIYのいえ・アシスト』新サービスがスタート

DIYで賃貸住宅を魅力的に！

2023年5月18日から、賃貸住宅のオーナー向けに新たなサポートシステムが始まりました。『DIYのいえ・アシスト』は、入居者が自らの手で住まいをカスタマイズできる環境を提供し、賃貸物件の魅力を高めます。特に、賃貸住宅でのDIY改装を考えているオーナーや入居者にとって、見逃せないサービスです。

サポート内容と契約の流れ

このシステムの利用には、いくつかの契約手続きが必要ですが、特にリーズナブルな価格設定が魅力。具体的には、最初に必要となる『改修工事請負契約』や『DIY賃貸借システム契約』、および『DIY賃貸借サポート契約』があります。これにより、オーナーはDIY可能な範囲や必要な工事の見積を受けることができ、安心して入居者にDIYを許可できます。

DIY賃貸借システム契約

参考価格は10万円（税別）から。ここには、以下のサービスが含まれています：

- 物件の法的チェックや内装制限等の調査
- DIY賃貸借に向けた基礎工事の見積もり
- DIY賃貸借マニュアル作成（一部の物件について特別価格で提供）

これにより、物件オーナーは入居者に対して具体的なガイドラインを提示できるようになります。

DIY賃貸借サポート契約

こちらは月額5万円（税別）からのプラン。主な内容は、SNSでのプロモーション支援や、入居者向けのDIY材料選定、DIY工房の利用サポートが含まれます。また、実際にDIYを行う入居者をオンラインでサポートするサービスも提供しており、必要な情報をタイムリーに得ることが可能です。さらに、住居のスタイルを最大化するためのプロのデザイナーによる支援も選べます。

地域密着の企業背景

このサポートサービスを提供するのは、1970年に堺市で創業した『株式会社カザールホーム』です。地域密着型の企業として、これまで多くの施工を行ってきました。DIYを通じて地域の活性化に寄与することを目的にしたこのサービスは、単なる住まいの改修にとどまらず、地域全体の魅力向上にも繋がります。
カザールホームは、DIYによる空き家活性化の取り組みや、昨年開設したDIYワークスペース『DIYのいえ』の運営など、多方面で地域への貢献を進めています。

今後の期待

『DIYのいえ・アシスト』は、賃貸住宅の価値を高めるだけでなく、居住者に新しいライフスタイルを提案するものです。自分だけの空間を自らの手で創り上げる過程は、居住者にとっての大きな満足感につながります。今後、このシステムがどのように広がっていくのか、注目が集まります。

また、同社は入居者に対しても自らの好みに応じた住空間を実現する機会を提供し、地域全体の活性化にも貢献。多くの入居者がこの新しいDIYスタイルを体験することで、堺市がさらに魅力的な街となることが期待されます。