株式会社博報堂は、生活者発想技術研究所の一環として、国立大学法人東京科学大学と手を組み、新たな「未来洞察」手法を駆使した「ビジョン構想・推進人材」の育成支援を開始することを発表しました。この取り組みは、両者の専門知識を融合し、未来の社会を設計し実現するための人材を育てることを目的としています。
この連携は、東京科学大学が2025年に導入する新たな研究体制「Visionary Initiatives(VI)」と博報堂が長年培ってきた未来洞察のノウハウを基にしています。博報堂はこれまで25年以上にわたり、100社以上と共に未来像の共鳴を図ってきた実績があり、生活者の視点から未来の可能性を探る手法を確立しています。
具体的には、IHI(株式会社IHI)との共同プログラム「AI-Powered Resilient Society 2050」が始まりました。このプログラムでは、AIが社会のインフラとして機能する未来を見据え、2025年11月から2026年3月の間で、企業や大学の研究者が集まり新たな社会ビジョンを共創します。この取り組みを通じて、六つの未来社会ビジョンが示され、具体的な活動内容がまとめられたレポートも発表される予定です。
現在、私たちは多くの社会課題に直面しています。これらの課題に有効に取り組むためには、過去や現在のデータから構築された線形な思考を超えた非連続な未来像を構想できる人材が必要です。東京科学大学は「善き社会」「善き生活」「善き地球」をテーマに、分野を超えたイノベーションを生み出し、社会全体を巻き込むエコシステムの構築を目指しています。
博報堂は、未来の変化を予測し、共鳴を重視した共創関係を育むことで社会におけるインパクトを高めていく考えです。このプロジェクトは、未来社会のビジョンを描くことだけでなく、その実現に向けた強力な推進力を持つ人材を育成することを目指しています。
未来洞察プロジェクトは、産官学民を巻き込んで共鳴し合う未来を一緒に探求することに挑戦しており、社会に対する貢献を視野に入れた教育と支援を行っています。今後も多様なステークホルダーと連携し、共に「善き未来」を実現していく人材の育成に取り組む姿勢が求められています。
この新たな取り組みは、未来に向けた社会の在り方を見直し、具体的な施策を打ち出すための重要な一歩と言えるでしょう。行動することで空想する未来を実現するための人材が量産されることが期待されます。
詳細については、ぜひ公式サイトを確認してみてください。
公式サイト:
博報堂生活者発想技術研究所