戦後80年を迎え豊中市が開設する平和展示室の魅力

豊中市の平和展示室分室が開室

戦後80年という歴史的な節目を迎え、豊中市が新たに人権平和センター螢池に「平和展示室分室」を設けることが決まりました。この取り組みは、戦争体験を伝える世代の高齢化が進む中で、戦争の記憶を次代に語り継ぐ重要な役割を果たすことを目的としています。

開室の目的と意義

豊中市では、平和の大切さを再認識するための啓発活動が求められています。人権平和センター螢池に新たに設置される平和展示室分室では、戦後の歴史や人権についての教育が行われ、地域の人々に対して平和の重要性を伝える機会を提供します。

オープニング企画展の詳細

開室日：令和7年6月2日（月）にお披露目予定。場所は、豊中市螢池北町2丁目3番1号の人権平和センター螢池1階で、アクセスは阪急宝塚線／大阪モノレール蛍池駅から西へ600メートルの地点です。開室時間は、月曜日から土曜日の午前9時から午後5時までで、日曜日および祝日、年末年始は休館となります。

オープニング企画展のテーマは『豊中に残る戦争の傷跡～考古学が解き明かす大阪空襲の実像～』です。この展示では、80年前の豊中空襲がどのようなものであったのか、その実態をパネルを通じて紹介します。展示期間は令和7年6月2日から9月30日までで、地域の住民や学校などを対象にした見学プログラムも予定されています。