NECの新ヘルプデスクサービス
2024-09-12 09:17:23

NEC VALWAYが生成AIでヘルプデスク業務を革新する新サービスを発表

NEC VALWAYが新たに提案するヘルプデスクサービスの概要



NEC VALWAY株式会社が発表した新サービスは、生成AIを利用してヘルプデスク業務を刷新するものです。2024年10月1日から提供が始まるこのサービスは、株式会社PKSHA Workplaceとの協業によって実現しました。
この「NEC コミュニケーションDX支援サービス」は、AI技術を基にした対話エンジンやFAQの自動生成、有人サポート、問い合わせ管理など、多岐にわたる機能がシームレスに連携することにより、ユーザーサポートを「Microsoft Teams」上で自動化します。また、蓄積されたナレッジを活用することで、各種ITツールの使いこなしを促進し、業務の生産性向上を実現することを目指しています。

背景と問題点



現在、ハイブリッドワークの進展に伴い、企業内でのコミュニケーションのデジタル化が加速しています。しかし、これに対応するIT人材は不足しており、2030年には79万人もの需給ギャップが予測されています。このような状況では、新たなシステムの導入時にFAQの作成や問い合わせ管理に多大なコストがかかるため、企業はメンテナンスや定着化に苦慮しています。

NEC VALWAYは、長年培ったサポートデスクのノウハウとデータ、PKSHA社の独自生成AI技術、Microsoft Teamsを駆使し、ヘルプデスク業務の革新に取り組むことにしました。

新ソリューションの特徴



1. 簡便な導入と運用


新しいヘルプデスク環境は、多くの企業で既に導入が進んでいる「Microsoft Teams」上に構築されています。このため、導入の手間が少なく、運用もNEC VALWAYの専門家がサポートします。企業側は新しいツールに対するストレスを軽減し、既存の環境内で簡単に問い合わせを行うことができます。

2. AIによる知識の活用


利用者からの問い合わせ履歴を解析することで、生成AIが定型的な質問に対する回答を自動生成します。この結果、社内のナレッジデータを活用し、FAQを構築することができます。本システムを利用すればするほど、企業全体の知識が深化し、運用の効率性が高まります。

3. オウトソーシングによる効果的なナレッジ管理


新たにIT人材を採用することなく、必要な業務をアウトソーシングできるため、ナレッジの属人化を避け、効率的にマネジメントできます。また、情報システム部門は必要なIT課題に優先的に取り組むことが可能になります。

提供開始予定と価格



この「NEC コミュニケーションDX支援サービス」は、2024年10月1日からの提供を予定しており、参考販売価格は1,080万円(税別)、ユーザー数が1,000から1,499名の場合です。

NEC VALWAYの今後の展望



NEC VALWAYは、これからも人材と先進技術を融合させたBPOサービスを通じて、顧客のデジタルトランスフォーメーションを支援し、社会の課題解決に努めていく方針です。自社の強みを活かしながら市場のニーズに応え、多くの企業に貢献していくことを目指します。

詳しい情報や資料は、こちらから確認できます。


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会社情報

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NEC VALWAY株式会社
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