教育改革の動向とその意義
新しい年の幕開けを迎え、私たちは教育の未来について考える機会が増えます。ここ日本でも、昨年は文部科学省による「高大接続改革実行プラン」や「グローバル化に対応した英語教育改革実施計画」など、教育界に大きな影響を与える政策が発表されました。これらの改革は、急速に進化するグローバル社会において、次世代の教育が直面する課題に応えるものです。
特に注目すべきは、「スーパーグローバルハイスクール(SGH)」や「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」、そして「インターナショナルバカロレアスクール(IBS)」といった新しい教育モデルが行政の支援のもとで進められていることです。これらの取り組みは、国際的な視点や科学的思考を持った人材の育成を目指し、学校教育の構造を変革するために不可欠です。
さらに、2015年度から開始された「トビタテ留学JAPAN」は高校生にも対象を拡大し、留学を通じて国際経験を積む機会を家庭の経済状況に関わらず提供し続けることが期待されています。このように多岐にわたる改革が進む中、文部科学省の中央教育審議会では、次期学習指導要領にアクティブ・ラーニングの導入を決定し、教育の現場を活性化させることを目指しています。
こうした背景を受けて、教育機関における学習の形態にも大きな変化が生じつつあります。私たち株式会社アイ エス エイは、設立から約半世紀にわたり、若者が日本の外の世界を体感できる機会を提供してきました。創立45周年を迎える昨年、私たちは特定非営利活動法人日本国際交流振興会(JFIE)と提携し、全国で「グローバル時代の次世代教育セミナー」を開催しました。このセミナーでは、グローバル教育による実践事例を紹介し、多くの教育者に参加していただくことができました。
また、自己啓発の場として有効な「エンパワーメントプログラム」にも多くの学校が参加し、アクティブ・ラーニングの先駆けとして評価されています。これにより、80校以上が積極的に受講し、合計で4,000人以上の生徒に新たな学びの機会を提供してきました。私たちが重視しているのは、若者たちが国際的な視点を持って成長し、未来を切り拓く力を身に付けることです。
2023年も引き続き、私たちは全国各地でのセミナーを実施していきます。さらに、小学校の英語教育強化に対応した教員向けの研修プログラムも開始し、幅広い教育現場においてサポートを行います。私たちの企業理念である「グローバルな学習体験を通じて、すべての子どもの未来を拓く」ことを実現すべく、引き続き邁進していきます。
若者のたくましさが求められる時代、私たちはその成長を支える役割を果たし、未来を明るく照らす人材たちの育成に努めてまいります。教育改革に寄与し、明るい未来を見据えた取り組みをこれからも続けていきます。
会社概要
- - 会社名: 株式会社アイ エス エイ
- - 設立: 1970年9月26日
- - 資本金: 4億3,420万円
- - 売上高: 7,368,384千円(2015年11月末現在)
- - 従業員数: 全支店合計116名(2015年11月末現在)
- - 代表者: 倉橋勝
- - 事業所: 札幌、仙台、高崎、新潟、東京、名古屋、金沢、大阪、広島、福岡
- - 事業内容: 海外及び国内教育研修・留学、e-ラーニング、学校経営コンサルティング