質的データ分析の新たな一歩！ユサコがNVivoワークショップを開催

2025年2月22日、ユサコ株式会社は質的研究を推進するため、特別なNVivoワークショップを開催しました。このイベントにおいて、参加者は質的データ分析支援ソフトウェアであるNVivoを学ぶことができるという貴重な経験をしました。このワークショップには、公益財団法人原子力安全研究協会の研究参与である山口拓允先生が講師として招かれ、専門的なノウハウが共有されました。

参加者の声

参加者からは、ワークショップ後に「初めてのNVivo使用でも、少人数制で質問がしやすく、丁寧な対応が良かった」との声が多数寄せられ、好評を博しました。多くの参加者が、「是非ともお薦めしたい」と評価し、今後も参加したいという意向を示しました。

ワークショップの構成

このワークショップは、大きく第1部と第2部に分かれていました。第1部では、混合研究法に関連した基礎知識が提供され、第2部では実践的な実習が行われました。特に、NVivo 15 Windowsを使用したAIを活用したコーディング法についての実習は、非常に興味深いものでした。

第1部 - 講義内容

1. NVivoを用いた研究の動向
2. 混合研究法の基礎知識
3. 具体的な混合研究法の種類
4. 基本的な混合研究法のプロセス
5. 混合研究法の応用と高度なデザイン
6. 実例の紹介

第2部 - 実習内容

1. コーディングとは何か
2. 看護分野での質的記述的研究法にフォーカス
3. サンプルデータを用いたコーディング実践
4. 参加者各自の発表によるフィードバック

講師のご紹介

講師の山口拓允先生は、埼玉医科大学や東京医科大学などで非常勤講師を務めており、豊富な経験を有しています。長崎大学医学部保健学科を卒業し、博士号を取得後、公共機関や研究機関での活動を経て、現在は多様な教育と研究に従事しています。

参加者の感想

参加者からは、「資料が詳細でわかりやすく、知識を深められた」や「興味をもって学べた」との前向きな意見が聞かれ、このワークショップの成果を実感させるものでした。手に入れた資料を参考にしながら、さらに学びを深化させていきたいという声も多く寄せられました。

ユサコの今後のビジョン

ユサコ株式会社は、今回のワークショップを契機に、次回の質的研究に関するワークショップも企画中です。企業としては、質的データ分析の重要性を認識し、研究支援の一環として実践的な学習の機会を今後も提供する方針です。

担当する金築幸生には、「多くの方に参加いただき、直接交流できたことは非常に喜ばしい」とのコメントもいただきました。参加者にとっても有意義な時間であり、研究コミュニティにおける質の向上に寄与する取り組みとして、注目されています。