バングラデシュでのユーグレナクッキー配布数が累計2000万食を突破！

ユーグレナクッキーの累計配布数が2000万食に到達

株式会社ユーグレナは、栄養豊富な微細藻類ユーグレナを用いたクッキー、通称“ユーグレナクッキー”の配布数が遂に2000万食を突破したと発表しました。この偉業は、2014年からバングラデシュで行われている“ユーグレナGENKIプログラム”の一環であり、子どもたちの健康をサポートするための継続的な努力の結果です。

支援活動の背景

出雲充社長は、学生時代にバングラデシュで栄養失調に悩む子どもたちを目の当たりにし、企業として何かをしなければとの思いからユーグレナ社を設立しました。"彼らが健康になれる食べ物を見つけたい"という熱意から、微細藻類であるユーグレナとの出会いがあり、2014年4月から現地の子どもたちに無償で栄養価の高いユーグレナクッキーを配布するプログラムが始まりました。

このプログラムの実施は、ユーグレナ社の全商品や提携企業からの寄付金を元に運営されており、地域の人々の協力を得て実現しています。

子どもたちの声

ユーグレナクッキーが配布されている学校の生徒たちは、このクッキーの重要性を実感しています。ナヤンタラUCLCスクールのタスリマさんは、クッキーが朝食替わりになり、エネルギーを提供してくれることに感謝しています。アクリマさんも、クッキーのおかげで一日中活動できると話します。また、59種類の栄養素が含まれていることに興味を持ち、健康的な食生活を意識するようになった子どもたちも多いようです。

プログラムの発展

ユーグレナGENKIプログラムは、単にクッキーを配布するだけでなく、子どもたちに栄養教育や衛生教育も実施しています。地元企業や学校の教員とも連携し、サステナブルな支援活動への進化を目指しています。例えば、モハンマドプ校の教師、タクビール先生は、クッキーの導入によって子どもたちの集中力が向上し、活動的になったことを実感しています。これにより、学校外でも栄養価が高い食品を選ぶようになったと話します。

さらなる展開

ユーグレナ社の副部長、モクター・ホセイン氏は、2000万食の配布が大きな節目であり、子どもたちに食事の重要性を伝える意味でも価値のある活動であると語ります。今後も、企業として、より多くの子どもたちに健康と学びの機会を提供していく意向を示しています。

結論

ユーグレナクッキーの成功は、企業としての取り組みが実を結ぶことができることを示しています。バングラデシュの子どもたちの健康を支える活動は、これからも続き、より多くの子どもたちにポジティブな影響を与えていくでしょう。ユーグレナGENKIプログラムは、サステナブルな社会に向けて、しっかりと歩みを進めています。