滋賀県で子どもたちの環境交流会が盛況に開催
2024年12月8日、滋賀県立琵琶湖博物館の環境学習センターにて「淡海こどもエコクラブ活動交流会」が一堂に開催されました。このイベントには、県内から集まった11のこどもエコクラブから約160名の子どもたちが参加し、彼らが取り組んできた環境活動についての発表を行いました。
会場では、発表に対する質問が次々と飛び交い、子どもたちの真剣な姿勢が印象的でした。中には、発表の中で自分たちの思いや工夫を熱心に語る姿も見られました。これらの活動を通じて、子どもたちは自らの経験や思いを具体的に伝える力を試されています。
表彰制度と受賞者
交流会の中で行われた「絵日記・壁新聞コンクール」の表彰式では、優秀な作品が選出されました。絵日記部門では油日小こどもエコクラブ、認定NPO法人びわこ豊穣の郷、そしてTANAKAMIこども環境クラブからそれぞれ5名が受賞しました。壁新聞部門では、桜谷チャレンジクラブと山内エコクラブが奨励賞を獲得し、認定NPO法人びわこ豊穣の郷の目田レンジャーが壁新聞大賞を受賞しました。この二年連続の受賞は、その活動の確実な成果を物語っています。
特に、目田レンジャーの「目田レスキュー新聞3」は、目田川のホタル保全に向けた活動を通じて培った思いや活動の様子が、絵や写真、言葉を通じて分かりやすく表現され、感動的な作品として評価されました。
交流を促進するプログラム
表彰式後には、琵琶湖博物館の楊学芸員による「滋賀県の水と暮らし」に関する講演と、それに関連するクイズが行われました。このアクティビティは参加者同士の交流を深める意義ある機会となり、子どもたちが楽しく学び合える場を提供しました。
展示会のご案内
なお、現在の企画展示室では「淡海こどもエコクラブ絵日記・壁新聞コンクール応募作品展」が開催中です。期間は2024年12月7日から2025年1月13日までとなっており、子どもたちの創造力溢れる作品が展示されています。入場は常設展示観覧料で可能ですので、ぜひ訪れて、子どもたちの力作をご覧ください。
開催概要
- - 開催期間: 2024年12月7日(土)~2025年1月13日(月・祝)
- - 休館日: 2024年12月9日(月), 12月16日(月), 12月25日(水)~2025年1月3日(金)
- - 開催場所: 琵琶湖博物館企画展示室
このイベントは、滋賀県草津市下物町にある滋賀県立琵琶湖博物館環境学習センターが、公益財団法人平和堂財団の支援を受けて運営している「こどもエコクラブ全国事務局」の活動の一環です。子どもたちの環境学習やエコ活動の取り組みを支援し、次世代へ環境意識を高める目的で行われています。