ファンの声が叶えた！侍タイムスリッパーのコミカライズ始動

侍タイムスリッパー、ついにコミカライズへ！

映画『侍タイムスリッパー』が、2024年8月17日に池袋シネマ・ロサでの公開を皮切りに全国380館で上映される予定です。この作品は、興行収入が10億円を超えた話題の時代劇コメディであり、幕末の侍が現代の時代劇撮影所にタイムスリップするというユニークなストーリーが多くの観客を魅了しました。

自主映画でありながら、数々の映画賞を獲得し、「第48回日本アカデミー賞」の最優秀作品賞と最優秀編集賞を獲得しました。公開から300日経過しても映画館での上映が続き、7月18日には地上波初放送も実現するなど、話題が尽きない本作。そんな『侍タイムスリッパー』のコミカライズが決定したことは、多くのファンにとって嬉しい知らせです。

コミカライズの詳細と期待

X（旧Twitter）で「侍タイ」のファンアートを投稿していた方から、安田淳一監督が漫画家のこりす氏を選びました。こりす氏は以前から出版経験があり、その才能に監督が期待を寄せています。コミカライズは、徳間書店の『アニメージュ』9月号から連載スタートする予定です。

この特別なプロジェクトは、ファンの夢がかなった瞬間。安田監督も「一生懸命頑張っていれば、どこかで誰かが見ていてくれる」と語るように、ファンの中から選ばれたことに特別な意義を感じています。こりす氏が手掛けるキャラクターたちの描写やストーリーの展開がどうなるのか、非常に楽しみですね。

監督と漫画家の対談

また、7月10日発売の『アニメージュ』8月号では、安田監督とこりす氏の対談も掲載され、コミカライズに対する期待感やキャラクターに対する思いについて語られています。この対談の中では、監督が宮﨑駿さんの『風の谷のナウシカ』を愛していることから、コミカライズの舞台が『アニメージュ』であることに格別の喜びを感じている旨も明かされています。

こりす氏は、「侍タイ愛は負けない」と意気込みを見せ、全てのキャラクターに対する愛情をもって作品に取り組む姿勢が示されています。どのように作品が展開されるのか、原作ファンとしても楽しみで仕方ありません。