デライトHDが譲渡
2025-10-01 18:38:28

デライトホールディングス株式会社、ヤオコーへの株式譲渡契約締結を発表

デライトホールディングス株式会社、ヤオコーへの株式譲渡契約締結を発表



最近、株式会社マーキュリアホールディングスが運営するマーキュリアインベストメント(MIC)が所有するデライトホールディングス株式会社(デライトHD)の全株式を、2025年10月1日に設立予定の株式会社ブルーゾーンホールディングス(BZHD)に譲渡する旨の契約が締結されました。この株式譲渡は、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律に基づく手続きを前提としており、その手続きが完了次第実行される予定です。

デライトホールディングスの成長背景


デライトHDは、東三河から浜松を中心に12店舗を展開するローカルスーパー「クックマート」を所有している持株会社です。1995年に創業したクックマートは、地域のお客様からの高い支持を受け、20年連続で増収を記録してきました。その成長の背景には、柔軟な発想と独自の組織文化を持つ企業構造が大きく影響しています。経営理念として「DELIGHT!(楽しむ、楽しませる!)」を掲げ地域の活気を集めることを目指しています。

ヤオコーの強さと新会社BZHD


一方、ヤオコーは関東地域を中心に200店舗以上を展開しており、2025年3月期には約7364億円の売上高を見込んでいます。ヤオコーは、36期連続で増収増益を達成しており、日本を代表する食品スーパーマーケットの1つです。新設されるBZHDは、地域の人々の食生活を豊かにすることを企業理念に掲げ、他の食品スーパーマーケットと連携しながら地域貢献を実現することを目指しています。

株式譲渡契約締結の背景


当ファンドは、デライトHDへの出資を2022年に行い、その後の経営振興を図る中で、業界内からの反響や意見交換を重ねてきました。この過程で、ヤオコーとの資本・業務提携を行うことが双方にとってメリットがあると判断され、デライトHDとBZHDの連携が進むことになったわけです。これにより、中核企業であるヤオコーと協力しながら、地域独自のスーパーマーケットを育てていく方向性が合致したことが、今回の契約締結への大きな理由となっています。

今後の展望


デライトHDにとって、ヤオコーとの提携は自身の成長戦略をさらに推進する機会です。今後は、双方の強みを活かした新しいビジネスモデルの構築や、地域の消費活動を活性化させる施策が期待されます。これにより、デリカや生鮮食品の提供においてもさらなる価値が生まれることでしょう。このような動きが地域にどのような影響を及ぼすのか、今後の展開から目が離せません。


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会社情報

会社名
株式会社マーキュリアホールディングス
住所
東京都千代田区内幸町1-3-3
電話番号
03-3500-9870

トピックス(経済)

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