春のIT展示会で注目を集めるAsrock Rack社の革新的なRAID技術

春のIT展示会での新たな挑戦

2023年4月、東京ビッグサイトで開催された「Japan IT Week 春」にて、Asrock Rack社が注目の出展を行いました。このイベントは、日本最大級のIT関連展示会として知られ、特に「データセンター＆ストレージEXPO」では最新技術がひしめき合う熱気に満ちていました。

展示内容と注目製品

Asrock Rack社のブースでは、最先端のエンタープライズRAIDカード「SupremeRAID™ by GRAID」を搭載したサーバー製品が展示されていました。このRAIDカードは、特にAIやHPC（高性能コンピューティング）のファイルサーバー利用者に向けて、NVMe SSDの性能を最大限に引き出すために設計されています。これまでのRAIDソリューションは、NVMe SSDの可能性をフルに活かせるものではなく、多くのユーザーがパフォーマンスに課題を感じていましたが、SupremeRAID™によりその壁が破られることとなります。

さらに、このRAIDはケーブルレスで構成されるため、配線の煩わしさを軽減し、清潔感のあるデータセンター環境を実現します。高度なデータ保護を維持しつつ、最大限のパフォーマンスを引き出すという点で、革新的な技術と言えるでしょう。

具体的な製品情報

Asrock Rack社の1Uサイズのサーバー「1U4L4E-GENOA/2T」は、次のような特徴を持っています。

- CPU搭載数: 1基
- メモリスロット数: 8本
- ストレージオプション:

- ホットスワップの2.5インチNVMe（PCIe4.0 x4）/SATAドライブベイ × 4
- ホットスワップの3.5インチSATAドライブベイ × 4

- 筐体サイズ: 1U
- GRAID搭載数: 1基

この製品のさらなる詳細については、Asrock Rackの公式裾を通じてのお問い合わせが推奨されています。

イベント情報

今回の展示は、2023年4月5日から7日にかけて行われ、最終日のみ17:00に終了しました。会場は東京ビッグサイトの東ホールで、小間番号E31-3にAsrock Rack社のブースが位置していました。来場者は、最新のデータセンター技術にアクセスし、特にSupremeRAID™の魅力を体感する機会となりました。

アクセスと招待

来場者は、ゆりかもめやりんかい線を利用して簡単に会場へアクセスでき、詳細な訪問情報は公式サイトに記載されていました。招待券もオンラインで購入でき、関心のある技術者やビジネスマンが多数訪れる活気あふれるイベントとなりました。

会社概要

Asrock Rackは、サンウェイテクノロジー株式会社の一部門として、高い技術力を誇り、顧客ニーズに応える専門的なサービスを提供しています。現代のITインフラに求められる技術トレンドを理解し、台湾をはじめとする国際的な販売チャネルを活用して、サーバーやワークステーションの輸入販売にも注力しています。

今後もAsrock Rack社は、新しい技術の開発とサービス提供を通じて、業界のリーダーとしての地位を築いていくことでしょう。