船橋屋の新しいくず餅、真夏の風流を味わう
船橋屋は、亀戸天神前本店限定で新たなメニューを発表しました。その名も「くず餅 風流くらべ 夏-煎り胡麻とすだち-」。2025年8月1日から提供が開始され、夏の訪れを感じさせる爽やかな一皿が楽しめます。
この独自のメニューは「風流くらべ」シリーズの第一弾であり、四季の趣をくず餅で表現するという日本独特の美意識を反映しています。自然の移ろいを感じることで、私たちの五感を刺激してくれるこのメニューには、多くの注目が集まっています。
風流とは何か?
「風流」という言葉には、自然や季節を心で味わう日本特有の感性が込められています。この新シリーズ「風流くらべ」は、四季折々の素材を用いることで、それぞれの季節の美しさをくず餅で表現することを目指しています。特に「くず餅 風流くらべ 夏-煎り胡麻とすだち-」では、香ばしい煎り胡麻と爽やかなすだちの香りが一体となり、食べる人に涼やかな印象を与えます。
くず餅の魅力
この新メニューの一つ目のこだわりポイントは、香りです。仕上げにすりおろしたすだちを振りかけることで、立ち上る柑橘の香りが食べる前から夏の清涼感を演出します。
二つ目は、食べる楽しみです。お席で煎り立ての胡麻を自分で擦り、その香ばしさを楽しむことができます。このひとときは、まさに心を豊かにする体験となるでしょう。
三つ目は、夏らしい涼の趣向です。すだちの香りがもたらす涼感は、まさに夏の風流を感じさせてくれます。このように、食べる人が五感を使って楽しむことができるメニューに仕上げられています。
江戸名物の歴史
船橋屋は1805年に創業し、200年以上にわたり江戸名物「亀戸くず餅」を作り続けてきました。江戸時代から続くこの伝統は、明治初頭には「大江戸風流くらべ」というかわら版にも取り上げられており、高い評価を受けています。
このように、江戸から続く和の粋を体現した存在としての船橋屋は、時代を超えてその魅力を伝え続けています。
商品詳細
「くず餅 風流くらべ 夏-煎り胡麻とすだち-」の販売は2025年8月1日から開始され、なくなり次第終了となります。価格は税込1,000円で、亀戸天神前本店のイートイン限定での提供です。この夏、ぜひとも足を運んでその魅力を実感してみてはいかがでしょうか。
船橋屋の信念
船橋屋のくず餅は、450日もの長期間にわたって乳酸発酵させて蒸し上げることで、独特の食感と弾力を生み出します。また、自然な素材を用いるため保存料は一切使用せず、健康志向の高い現代にもぴったりの和菓子です。こうした伝統的な和菓子が、今改めて注目を集めています。
この夏、船橋屋の新しいくず餅を通じて、ぜひ伝統と季節の移ろいを感じてみてください。