接客アドバイザー協会設立
2022-05-10 10:10:01
サービス業の未来を担う「日本接客アドバイザー協会」の設立とその意義
日本接客アドバイザー協会の設立
2021年10月、接客業界に特化した新しい団体「一般社団法人 日本接客アドバイザー協会」が設立されました。接客行為の重要性が叫ばれる中、同協会はスキルと知識を持った接客講師の育成に取り組むことで、企業が求める高品質なサービス提供を実現することを目指しています。
接客アドバイザーとは?
接客アドバイザーは、顧客へのサービスを向上させるための指導員です。企業内での指導を行う者や独立して接客指導を行う講師を含んでおり、これまでそのレベルにはばらつきがありました。協会はこの状態を解消し、サービスを必要とする企業が信頼して依頼できるよう、接客の基準を明確にすることで、日本全体の接客レベル向上を図ります。
診断と認定制度
協会の活動の一環として、接客アドバイザー認定試験が行われます。この試験は、受講者に接客に関するテキストを提供し、実技試験を通じて認定資格を発行します。資格は3級から1級まであり、試験の合格者には認定証と認定バッジが授与され、協会のホームページに掲載され、指導依頼の紹介なども行われます。
スキルの向上と情報交換
契約したアドバイザー同士の情報交換を進め、定期的に最新のトレンドや技術を共有できるフリマアプリ形式のプラットフォームも構築されます。心理学的アプローチなど、接客に役立つノウハウを仲間と共有することで、地域ごとの差を埋めながら、卒業生のスキルを高めていく仕組みを作ります。
第1回接客アドバイザー試験の詳細
第1回「接客アドバイザー3級試験」は、受験資格がある方に向けて実施されます。受験料は33,000円で、接客業に3年以上従事した経験のある人、または接客指導歴が5年以上の人が対象です。試験内容は、テキストに基づく筆記試験と、動画を使った実技試験があり、筆記試験はオンラインで行われます。
まとめ
日本接客アドバイザー協会の設立は、接客業界の質を高め、安定した評価基準を促進する重要なステップです。これにより、企業は信頼できる人材を確保でき、接客の質が向上することで、最終的には顧客満足につながるでしょう。接客業の未来を担うこの試みは、業界全体を変革する可能性を秘めています。
会社情報
- 会社名
-
一般社団法人日本接客アドバイザー協会
- 住所
- 宮城県柴田郡大河原町西浦35-1
- 電話番号
-
022-775-9471