ノルウェージャンクルーズライン、特別ドキュメンタリー『EMBARK – THE SERIES』でエンタメの裏側を披露

ノルウェージャンクルーズラインの新たな挑戦

ノルウェージャンクルーズラインは、53年にわたりクルーズ業界で革新を続けてきました。その新たな試みとして、特別なドキュメンタリーシリーズ『EMBARK – THE SERIES』が制作されることが発表されました。このシリーズは、2部構成となっており、エンターテイメントの舞台裏を紹介する内容です。特に注目なのは、ブロードウェイやウエストエンドで注目を浴びている『ザ・クワイア・オブ・マン』のパフォーマンスが題材となる点です。

デジタルプラットフォームでの配信

『EMBARK – THE SERIES』は、ノルウェージャンクルーズラインの公式サイトでライブストリーミングされるほか、後日オンデマンドでも視聴可能になります。第1エピソードでは、ロンドンのギャリック劇場にて『ザ･クワイア･オブ･マン』のパフォーマンスが披露されます。キャストたちがどのようにチームワークを保ちながら、観客との絆を築いてきたか、その舞台裏が垣間見える内容となっています。

迫力あるパフォーマンス

『ザ・クワイア・オブ・マン』は、全力で歌い上げるダンスと音楽を融合させたエンターテイメントで、高い評価を誇ります。特に「コミュニティ」と「人とのつながり」がテーマであり、ごく普通の男たちが様々な音楽ジャンルで表現する姿は見る人々に感動と共感を与えます。発表を受けて、ノルウェージャンクルーズラインのエンターテインメント担当シニアバイスプレジデント、リチャード・アンブローズ氏は、「エンターテインメントは心を一つにする力がある」と語り、ゲストとのつながりが大切であると強調しています。

世界中での公演

『ザ・クワイア・オブ・マン』はノルウェージャンの最新のクルーズ船であるノルウェージャンエスケープやノルウェージャンアンコールでのブルドッグ上演だけでなく、シカゴのブロードウェイプレイハウスや、サンディエゴのバルボア劇場、さらにワシントンＤＣのジョン・F・ケネディ・センターなど、様々な場所で公演を行ってきました。2021年2月には、シドニーオペラハウスでの公演も予定されています。

リモートでのパフォーマンス

クリエイティブディレクターのニック・ドッドソン氏は、ドキュメンタリー制作にあたっての意気込みを語りました。「クルーズの日々が戻るまでの間、皆さんに自宅で楽しんでいただけるパフォーマンスを提供したい」と、エンターテイメント界の現状に対する思いを述べています。このプロジェクトを通じて、視聴者にポジティブなエネルギーを届け、毎日を明るく過ごしてもらえることを願っています。

ノルウェージャンクルーズラインが提供するこの新たな試みは、観客との特別なつながりを強化するだけでなく、エンターテインメントの価値を再確認する機会ともなります。今後の『EMBARK – THE SERIES』の詳細にも目が離せません。