ナツメアタリ株式会社の新たな展望
ナツメアタリ株式会社は、大阪・関西万博の際にバーレーン王国との協業を通じて得た成果を振り返りつつ、今後の中東地域への事業展開を発表しました。万博期間中、同社はバーレーンの労働ファンドである「タムキーン」の支援を受け、3名のバーレーン人インターンを自社に迎え入れ、ゲーム開発やマーケティングに関する実践的な研修を行いました。
この研修の一環として、彼らが手掛けたモバイルゲーム『Ship of Time』がバーレーン館で披露され、訪れる人々に同国の文化やランドマーク、経済的潜在能力を体験させるインタラクティブな内容として高い評価を得ました。この取り組みは、両国の政府や外交関係者からも注目を集めています。
高い評価とハイレベルな交流
ナツメアタリとタムキーン、バーレーン経済開発委員会(EDB)の取り組みは、各国の政府からも関心を持たれ、支援を受けています。2025年9月には、社長の小出光宏とインターン生3名が、来日したサルマン皇太子兼首相殿下の公式レセプションに参加し、バーレーンにおける事業の展開について意見交換を行いました。また、8月には岡井朝子駐バーレーン日本国大使と話し合い、ゲーム・エンターテインメント分野での日・バーレーン間の協力の必要性を再確認しました。
さらに、最近ではアハメッド・ムハッマド・ユースフ・アルドーセリ駐日バーレーン王国大使との会談も行われ、研修の成果と今後の展望について情報を共有しました。
ナツメアタリの中東地域への進出
現在、ナツメアタリはバーレーンに現地法人を設立中で、これにより中東地域におけるビデオゲーム開発、制作、ローカライズのハブとして機能することを目指しています。この新しい拠点では、現地の若手人材が日本のクリエイターたちと協力し、共に成長していく機会を設ける計画です。
社長の小出は次のように述べています。「3名の研修生を受け入れたことで、バーレーン王国との交流が始まりました。文化的な架け橋を作りあげることで、具体的な事業活動へと発展する道筋が見えてきました。若い世代が両国を結ぶ大事な役割を担えるよう、プロジェクトをさらに推進していきます。」
ナツメアタリ株式会社に関する情報
ナツメアタリ株式会社は、大阪市に本社を構え、名古屋や東京にも拠点を持つエンターテインメント企業です。1987年の創業以来、ゲームメーカーとしてのノウハウを活かし、企画力と開発力を駆使して持続的な成長を遂げてきました。2002年以降は遊技機事業にも進出し、お客様から高い評価を得ています。今後は国際的な市場に向けた新規ビジネスに注力し、「グローバルな世界をエンターテインメントでつなぐ」という夢の実現に向けて努力を続ける所存です。
公式HP:
ナツメアタリ株式会社