大阪の朝を楽しむ「Osaka Morning Map」
大阪市の商店会総連盟は、Airbnb Japanや大阪商工会議所と共に、朝食を楽しむためのデジタルマップ「Osaka Morning Map」を新たに公開しました。このプロジェクトは、大阪市の24区にある朝食を提供する店舗を一つにまとめ、観光客に地元の味わいを届けることを目的としています。マップには、現時点で68店舗が掲載されており、今後もさらなる店舗が追加される予定です。
プロジェクトの背景と目的
「Osaka Morning ~商店街で朝食を~」というこのプロジェクトは、2025年に開催される大阪・関西万博に向けて、商都大阪の魅力を引き出すために企画されました。市商連とAirbnb Japanは、地域の文化や伝統を尊重しながら、観光客に新たな「朝の楽しみ」を提案しています。大阪の食文化は豊かですが、朝の食事がどこで楽しめるか、という情報はまだあまり知られていません。このマップを通じて、地域の飲食店での朝食の魅力が広く知られることを目指しています。
多彩な施策で観光体験を充実
「Osaka Morning Map」は、サイト内で店舗情報を日本語と英語の両方で紹介しており、訪日外国人にも配慮されています。さらに、飲食店の朝食メニューをInstagramで発信する「Osaka Morning Instagram」も立ち上げ、SNSを通じて幅広い情報提供を行っていきます。
また、Projectでは「New Tourism MAGAZINE Vol4」を製作し、地域住民からの推薦に基づいた朝食スポットを冊子として配布します。これは、参加店舗や民泊宿のホストが設置するほか、イベントでの配布も予定しています。
イベント参加と商店街の魅力発信
2025年からは商店街とのコラボレーションイベント「Osaka Morning Caravan」もスタートします。地域の特色に富む商店街で、イベントを通じて新たな観光体験を提供し、地元住民と観光客が共に楽しむ機会を創出します。第1回イベントは地下鉄あびこ中央商店街での開催が決定しており、大阪の人々とともに地域資源を活かした魅力発信が期待されています。
まとめ
「Osaka Morning Map」は、大阪の文化や食を楽しむための新たな提案です。このプロジェクトは、単なる観光情報を提供するだけでなく、地域のコミュニティを巻き込み、お店を利用することで観光客が街に恩恵をもたらすことを大切にしています。皆さんもぜひ、間もなく公開されるこのマップを活用して、大阪での素敵な朝食体験を楽しんでみてください。