2025年度 阪神電車絵画コンクールの受賞作品発表
2025年度の「ぼくとわたしの阪神電車」絵画コンクールが盛大に実施され、阪神電気鉄道株式会社から多くの応募作品が届きました。この企画は、創業120周年という記念の年にあたるため、特に意義深いものとなっています。今年は昨年をはるかに上回る4,105点の応募がありました。
受賞者と作品の概要
受賞作品は以下の通りに選ばれました。選考には多くの選考委員が関わり、それぞれの作品が持つ独自の魅力とクリエイティビティが絶賛されました。
彼の作品は、宇宙の中を疾走する複数の電車を大胆に描いており、その色彩と点描技術が高く評価されました。
- - ヘッドマーク賞: 脇田 良太郎さん(小学3年生/大阪市)
1905年から2025年にかけての阪神電車の歴史を象徴するデザインは、親しみやすく、電車への愛と希望が込められています。
夜の街を美しく描いた作品は、伝わる温かさが魅力的です。
高取 光一さん(小学6年生/大阪市)による「120」の数字と車両の組み合わせた創造的な作品も注目を浴びました。
受賞作品の展示
受賞した作品は、大阪梅田、尼崎、甲子園の各駅及びメトロこうべで展示され、また公式ウェブサイトにも掲載される予定です。
特に注目すべきは、大賞、ヘッドマーク賞、準大賞の作品が阪神電車の車内でも随時掲出されることです。いずれの作品も、乗客を楽しませる魅力があります。ヘッドマーク賞の作品は、阪神電車の1編成にヘッドマークとして掲出されます。
作品展示の詳細
作品の展示は、全受賞作品が車両でのポスターとして掲出されるだけでなく、駅構内でも鑑賞することができます。具体的には、11月9日から12月9日までの間に本線、神戸高速線、山陽電鉄線を運行する9300系にて見かけることができ、地域の人々に愛されていくことでしょう。
また、阪神電気鉄道の公式ウェブサイトでも受賞作品が同時に公開されるため、リモートでの観賞も楽しめます。これを機に、鉄道のバッテリーである地域や人々のつながりを実感し、未来に向けた鉄道の可能性を感じてほしいと思います。
未来への展望
阪神電気鉄道株式会社は、次世代に向けた夢を育むことに重きを置いています。多くの子どもたちの絵画を通じて、彼らの未来や願いを表現する手段として、こうした活動をこれからも続けていくことでしょう。また、地域貢献活動として「阪急阪神 未来のゆめ・まちプロジェクト」を推進し、地域に密着した鉄道体験の提供を目指しています。
これらの活動が、多くの人々の心に響き、阪神電車のさらなる可能性を感じさせることでしょう。皆様もぜひ、作品を見に足を運んでみてはいかがでしょうか。