「知ることは最高のエンタメだ」と提言する、教育系YouTuber・ドントテルミー荒井の新著『大人の教養BOOK』が本日、刊行されました。この書籍は、彼が世界中の150都市以上を巡り得た経験を基に、全40テーマにわたり展開された440ページの教養エンターテイメント本です。
荒井氏は、九州大学を卒業後、東京大学大学院を中退した経歴を持つ顔です。彼は自身の幼少期をふり返り、「ニュースが理解できなかった」と話します。大人になれば自然と社会の仕組みが理解できると考えていましたが、実際には教育が「暗記」を中心に組まれていたため、彼はその周囲の知識が欠けていることに気づきました。この体験が元となり、YouTubeチャンネル「大人の教養TV」を立ち上げることになったのです。
彼のチャンネルは今や100万人以上の登録者を持つ人気コンテンツとなっています。数多くの動画を通じて、さまざまなテーマを「なぜそうなったのか?」という物語性を持たせて語るスタイルが受け入れられています。今回の書籍は、動画ごとの情報が独立しているため、それらを一つの書籍にまとめることで、各テーマ間のつながりを意図的に浮き彫りにしています。
本書は、全7章から構成されており、日本の高度経済成長やバブル期の事例、極めて独特な離島の歴史、さらには日本犯罪史に名を刻む事件や世界の四大宗教にいたるまで、豊富なテーマが揃っています。たとえば、第一章では171名の犠牲者を出しながら完成した黒部ダムの建設秘話、財政破綻を迎えた夕張市、バブル期にマンションが乱立した湯沢町の状況について、大膽に描かれています。
次いで第二章では、姫島や青ヶ島など、予想外の日本の側面を捉えた内容を見せています。旧くから隔離された土地には、他では知ることのできない物語が秘められています。また、第三章では歌舞伎町や西成といったディープスポットに焦点を当てるほか、日本犯罪史に残る様々な事件や事故に関する考察が続きます。
この一冊では、各テーマが独立して読めるため、興味を引かれるページから気軽に読み始めることができます。さらに、著者のYouTubeチャンネルへのQRコードが掲載されているため、本書を読んだ後に映像コンテンツにアクセスして更に理解を深めることも可能です。
本書の魅力は、何よりも著者自身が150都市以上を実際に訪れて得た経験に裏打ちされた「現場の空気」を感じられることです。たとえば、荒井氏は西成で1泊1400円の宿に泊まったり、パラオで日本語由来の言葉が聞こえる場面に遭遇したりと、実際に足を運んだ場所からの生の声が反映されています。知識だけでなく、実体験を通じて感じたことが文章に息づいています。
エピローグでは「本当のわかる喜びは、現場にしかない」との言葉が印象的です。本書は、知識の単なる羅列に止まることなく、読者を「わかる喜びの旅」へと誘います。また、本書の中には、もし興味を抱いた場所があれば実際に訪れてみてほしいという、著者からの思いも込められています。特に、旅行好きや歴史、文化に興味を持つ方にとっては、貴重な情報源となることでしょう。
さらに、Amazonで本書を購入した方には、オリジナル原稿とシールが特典として用意されています。特典の数には限りがあるため、興味があれば早めに手に入れたい一冊です。
この『大人の教養BOOK』は、知識を楽しむことの大切さを教えてくれるだけでなく、旅行先やニュースに対する理解を深めるための一助となるでしょう。興味がある方は、ぜひ手に取ってみてください。
書籍情報
- - 著者: ドントテルミー荒井
- - 定価: 1980円(本体1800円+税10%)
- - 体裁: 四六判/440ページ
- - ISBN: 978-4-295-41200-7
- - 発行: 株式会社クロスメディア・パブリッシング(クロスメディアグループ株式会社)
- - 発売日: 2026年4月17日