日本初のPlay-to-Earnゲームギルド、Apricot Planetの挑戦
2023年、Apricot Planetが日本初のPlay-to-Earn(プレイ・トゥ・アーン)ゲームギルド「metaverse Job Japan」として新たなスタートを切りました。この新会社の設立は、アニモカブランズによるシードラウンドの資金調達が完了したことを背景に、外国人労働者やゲーミングコミュニティの支援に向けた取り組みです。
ゲーミフィケーションの推進
Animoca Brandsは、ゲーミフィケーションやブロックチェーンの分野で世界的に知られる企業で、170社以上の投資先を持っています。彼らはオープンメタバースの構築に大きく寄与しており、その一環としてApricot Planetの支援に取り組んでいます。
アニモカ・ブランズの共同創業者兼会長であるYat Siu氏は、「パンデミックの影響を受けた外国人労働者を支援するために、日本初のPlay-to-Earnゲームギルドを立ち上げることに非常に興奮しています」と述べています。このコメントは、Apricot Planetが目指す社会的責任とビジョンを強調しています。
WORK JAPANとの連携
Apricot Planetの設立の背後には、松崎みさ氏が創業した株式会社WORK JAPANが存在します。WORK JAPANは、外国人の仕事探しを支援するアプリを運営しており、登録外国人は10万人を超えています。しかしパンデミックは、多くの外国人労働者に失業や収入減といった厳しい現実をもたらしました。
松崎氏は、Play-to-Earnゲームがこの状況を改善する手段になると考え、「Axie Infinity」などのゲームを通じて新たな「しごと」の形が創出されることを期待しています。彼女は、「Apricot Planetを通じて、外国人労働者が新しい機会を得ることができれば」と語ります。
企業としての成長
業務の滑らかな連携を図るために、WORK JAPANはApricot Planetの100%子会社となりました。この体制により、両社は相互に補完し合い、より広範なサービスを提供することが可能になります。運営する側から見ても、Play-to-Earnという新しいビジネスモデルの導入は、両社にとってメリットをもたらすことでしょう。
最後に
Apricot Planetは、今後の展開が非常に楽しみな企業です。彼らの取り組みは、単にゲームを楽しむだけでなく、現実の仕事や生活にどう影響を与えるのか、今後の動向に注目が集まります。公式SNSアカウントも開設されており、最新情報をフォローすることが可能です。これからのApricot Planetの挑戦にご期待ください。
2023年は、Apricot Planetを通じて新しい形の雇用が実現するyearといえるかもしれません。