幼稚園の地震訓練
2025-06-10 16:06:09

近畿大学附属幼稚園で行われる地震避難訓練の全貌とは

近畿大学附属幼稚園の地震避難訓練



近畿大学附属幼稚園(奈良県奈良市)では、令和7年6月18日に地震を想定した避難訓練を実施します。この訓練は、園児と教職員が緊急時に冷静に行動する力を育てることを目的としており、年間を通じてさまざまなシナリオのもとで行われています。特に今年度は「震度6以上の強い地震から身を守る行動を知る」というテーマに基づき、実践的な避難方法の習得を目指します。

対象と訓練内容



訓練には、年少、年中、年長の園児108人と教職員14人が参加します。地震発生時には、園児たちは机の下に身を寄せ、その後、教職員の指導のもとで園庭へと避難します。この際には、幼児用非常持出袋を背負い、靴を履き替えることなく迅速に行動することが求められます。

「お・は・し・も」の徹底



避難訓練では、緊急時の行動に関する原則として「お・は・し・も」が強調されます。これは「押さない、走らない、しゃべらない、持たない、戻らない」という行動規範を意味し、園児たちが冷静に行動できるようにするための重要なルールです。また、火災や地震の際にはハンカチやマスクを用いて、煙や粉塵を吸わない工夫がなされます。

教職員の役割



教職員たちは、避難経路を確保することに加え、ガラスの飛散防止のためにカーテンを閉めたり、教室の扉を開けたりするなどして、子どもたちを安全に導く役割を担っています。このように、訓練を通じて園児たちは教職員の指示を的確に理解し、動揺せずに迅速に行動できるようになります。

継続的な取り組み



近畿大学附属幼稚園では、地震に限らず、火災や不審者侵入といったさまざまなテーマで年に10回程度の避難訓練を実施しています。訓練のたびに積み重ねることで、子どもたちの判断力や対応能力が養われていきます。一年間の繰り返しの中で、最も重要なことは、緊急時にも冷静でいることができる力です。これまでの訓練経験が、いざという時に役立つことでしょう。

結論



近畿大学附属幼稚園の地震避難訓練は、園児たちの安全を守るための重要な取り組みです。訓練を通じて得たスキルと知識が、子どもたちの未来を支え、さまざまな「もしも」に対する備えとなっています。子どもたちが自信を持って行動できるように、これからも訓練は続けられます。


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