高校生たちが熱戦!SBI損保主催のエコノミクス甲子園大分大会
2025年12月7日、ホテル日航大分オアシスタワーで行われた「第20回全国高校生金融経済クイズ選手権『エコノミクス甲子園』大分大会」。この大会には県内の高校生たちが集まり、事前に学んだ金融知識を基に熱い戦いを繰り広げました。この大会は、認定NPO法人金融知力普及協会が主催するものであり、金融教育の重要性が叫ばれる中、高校生たちが参加しやすく、楽しみながら学べる場として毎年開催されています。
SBI損保が主催するこの活動は、将来を担う高校生たちに金融リテラシーを身につけさせることを目的としており、2022年から大分大会を開催。今年度は、対面形式で行われ、参加者たちは他校の生徒と直接交流しながら視野を広げました。参加したのは20名の高校生たちで、各自2名からなるチームを組み、筆記や早押しクイズで競いました。
対戦形式の紹介と決勝戦の模様
大会はまず、筆記クイズを通じて金融経済の基本的な知識を測るところからスタートしました。各チームは、税制や保険の知識を元にポイントを獲得し、上位6チームが決勝ラウンドに進出しました。決勝ラウンドでは、アイドルビジネスをテーマにした戦略ゲームが展開されました。このゲームでは、売上高とファンの数を競うというユニークな設定がされ、チームごとに独自の戦略を考えて挑みました。
ボードクイズ形式で進められたこの決勝戦では、クイズに正解する度に売上かファンを選ぶという重要な選択が求められました。各チームは自を貫き、緊迫した攻防が繰り広げられました。その結果、
大分県立別府翔青高校の『カボスパラダイスチーム』が見事優勝を果たしました。彼らは、2026年に東京で行われる全国大会に進出する権利を得ています。
来賓の応援メッセージ
大会には多くの著名人が来賓として参加し、選手たちに温かいメッセージを送りました。株式会社サンリオエンターテイメントの木原健太郎取締役は、「皆が金融や経済について学ぶことは、未来を考える力を育むことに繋がる」と語りました。また、大分フットボールクラブの小澤代表も「チームワークや戦略の重要性を感じた。これからの社会を牽引していく存在になってほしい」と期待を込めて選手たちを激励しました。
未来を見据えて
SBI損保は今後も金融リテラシーを育成するために、地方公共団体や教育機関と協力し、次世代の経済教育に積極的に関わる方針です。参加者たちの姿勢や学びに対する意欲は、社会全体にとっても重要な資源となり、未来をより良いものにする力となります。
多くの高校生たちが金融経済の知識を競い合ったこの大会は、ひとつの貴重な経験として彼らの今後の人生に影響を与えることでしょう。次回の大会がどのような展開を見せるのか、今から楽しみです。