ペット費用の実態調査
2025-03-18 11:26:23

2025年ペット関連支出調査で分かった飼育者の本音と節約法

2025年版ペット関連支出調査概要



アイペット損害保険株式会社が行った2025年のペットの支出に関する調査は、犬や猫を飼っている1,000名を対象に実施されました。この調査の結果、ペット関連の支出が前年より増加したと回答した飼育者が43%におよぶことが分かりました。これは過去4年間でおよそ20ポイントの増加を見せており、ペットにかかる費用の変化が浮き彫りになっています。

年間支出とその分布


特に印象的なのは、犬と猫における年間支出の状況です。調査によると、犬と猫共に年間の支出が10万円未満である割合が50%を超えている一方で、大型犬の場合、10万円以上支出する飼育者が半数を占めています。これは、飼育するペットのサイズによって必要なコストが大きく異なることを示しています。

支出の増加要因


支出が増加した理由については、「物価上昇による固定費の増加」が約50%の飼い主によって挙げられました。また、ペットの高齢化に伴う医療費の増加や、ペットの健康志向の高まりも影響しているといいます。具体的には、フードやおやつ購入費、病気やケガの診療費が支出の増加を最も大きく牽引していることが分かりました。

年齢による医療費の変化


ペットにかかる医療費は、年齢が上がるにつれて増える傾向にあります。特に、15歳以上の犬に関しては、医療費支出が「2万円未満」との回答が大幅に減少し、多くの飼育者が「5万円以上~10万円未満」や「10万円以上」という支出を余儀なくされていることが分かりました。猫も15歳以上になると、支出が約35%に上昇することが確認されています。

ペットのための貯蓄を考える飼育者


また、調査では「ペットのために貯蓄をしている」と回答した飼育者が21.7%に達し、そのほとんどがペットを迎え入れるタイミングで貯蓄を始めていることも示されました。貯蓄の目的としては、病気やケガ、長期の通院や投薬、ペットの介護に備えるためが上位に挙げられており、これからもペットへの愛情と責任感が反映された結果となっています。

まとめ


この調査は、物価上昇がペット関連のコストに与える影響を明確に示しながら、飼育者が未来に対する備えをどのように行っているかという実情を紐解く重要なデータとなっています。アイペット損保は、飼育者とそのペットの健やかな関係を守るために、確かなサポートを提供し続けていきます。これからも、ペットと人とのより良い関係を築く手助けを行うことでしょう。

【調査方法】
対象:犬・猫の飼育者各500名(計1,000名)
期間:2025年1月31日~2月6日
形式:インターネットアンケート


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東京都江東区豊洲五丁目6番15号NBF豊洲ガーデンフロント6F
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