日本の高級時計ブランド、クレドールが、創立50周年を祝して新しい限定モデルを発表します。このモデルは、日本の伝統工芸である漆芸と彫金技術を駆使しており、そのデザインは非常に洗練されています。特に漆芸の第一人者、田村一舟氏の技術が光る一品であり、大鷲をテーマにしたデザインが特徴です。
商品の特長
新たに登場する「クレドール ゴールドフェザー」は、12本限定で、これまでのメカニカルウオッチの系譜を引き継ぎながらも、現代的な感性を取り入れたものです。価格は660万円(税込)で、特に注目したいのは、薄さを追求したことです。厚さわずか1.98mmのムーブメントは、実用性と美しさを兼ね備えています。
デザインの背後にある技術
このモデルの魅力は、田村氏が手がける蒔絵と、クレドールの彫金工房が誇る彫金技術が高次元で融合している点です。特に蒔絵部分では、金粉とプラチナ粉が繊細に描かれており、微細な羽毛のニュアンスまで感じることができます。また、彫金面には「筋目」と「鏡面」の技法が用いられ、羽根の柔らかさとシャープさを見事に表現しています。
スペック
この限定モデルは、プラチナ950を使用したケースと、クロコダイル製のストラップが採用されています。ガラスはボックス型サファイアガラスで内面には無反射コーティングが施され、日常生活防水性能もあります。ケースサイズは外径37.4mm、厚さ8.1mmと、小ぶりながら存在感があります。
さらに、このモデルには「キャリバー6899」という極薄メカニカルムーブメントが搭載されており、時計としての機能性はもちろん、工芸品としての価値も高いものに仕上げられています。68系ムーブメントは、日本有数の高級時計工房、雫石高級時計工房にて一貫して組み立てられており、高度な技術を誇る時計師たちによって細部にわたり仕上げられています。
クレドールの歴史
クレドールは1974年に誕生した、貴金属を使用した高級ドレスウォッチブランドです。「黄金の頂き」の意味を持つその名は、ブランドが追求する美意識と技術の高さを象徴しています。特に、日本の匠の技に裏打ちされた品質と美により、高い評価を得ており、手にした人に特別な体験を提供しています。今回発表される50周年記念モデルは、その哲学を体現した極めて特別な製品となることでしょう。
発売日と購入情報
新作は10月25日(金)に発売され、数量限定で販売されます。特別な価値を持つ限定モデルを手に入れるために、早めのチェックをお勧めします。また、詳細情報はクレドールの公式ウェブサイトで確認できます。