artience株式会社が2030年度に向けた新マテリアリティを発表
artience株式会社(代表取締役社長:髙島悟、東京都中央区)は、2030年度を見据えた新しいマテリアリティを策定したことを発表しました。この新しい取り組みは、持続可能な発展を目指す経営計画「artience2027/2030 GROWTH」と、サステナビリティビジョン「asv2050/2030」に基づいています。この新マテリアリティは、社会の期待に応えるだけでなく、会社の持続的な成長を実現するための重要なステップです。
新マテリアリティの必要性
新マテリアリティは、15の重要な課題を特定し、これを解決するためのアクションを設定しています。具体的には、各アクションの進捗を測るためのKPI(重要業績評価指標)や目標値が定められています。この新たな方向性は、2025年度から実施が開始され、2030年度が最終目標とされています。さらに、次期中期経営計画を策定するタイミングで、これらの指標や施策が適宜見直される予定です。
4つのピラーによる構成
新マテリアリティは、サステナビリティビジョンに関連付けた4つのピラーで構成されています。これにより、各重要課題が包括的に管理され、全体の整合性を保っています。
1. 製品・サービスを通じた価値提供
- - 製品・サービス生産:サステナビリティ貢献製品の売上増大を推進。
- - 脱炭素:全バリューチェーンでのGHG(温室効果ガス)排出削減を目指します。
2. モノづくりの環境負荷低減
- - 気候変動:GHG排出量削減に全力で取り組み、気候変動の抑制に寄与。
- - 水管理:生産拠点での水の利用を改善し、環境保護に貢献。
- - 廃棄物資源循環:オフィスや生産現場の廃棄物を削減し、資源の循環を促進。
- - 汚染防止:大気、水、土壌の汚染を防止し、環境汚染ゼロを目指します。
3. 人的資本を尊重する経営
- - 責任ある調達:原材料の調達においてサプライチェーンを見直します。
- - 人権尊重:ジェンダー差を超えた多様性豊かな職場環境を整備。
- - 人的資本育成:社員のキャリアアップやエンゲージメントを高めるための育成活動を推進。
- - 労働安全と健康:安全で健康的な職場環境を提供するための施策を強化。
4. 信頼される経営基盤の形成
- - コーポレートガバナンス:経営の透明性を確保し、健全性を向上させます。
- - コンプライアンス:リスクマネジメントを強化し、体制の実効性を向上。
- - 製品安全:モノづくり企業として信頼を高める為、製品の安全性・品質保証体制を強化。
- - DX推進:デジタル変革を加速し、変化に対する適応力を向上。
- - 共創風土:地域コミュニティとの共生を図り、価値の共創を目指します。
結論
artienceグループは、先進技術を駆使し、持続可能な未来を築くために新マテリアリティを策定しました。詳細については、artienceの公式ウェブサイトで確認できます(
公式サイト)。
この新しい取り組みが、企業活動にどのような影響を及ぼすのか、今後の進捗に注目が集まります。