新展開の和菓子D2C
2022-09-21 07:00:01
和菓子D2C「Misaky Tokyo」がGT's Living FoodsのAri氏を迎え新展開へ
和菓子D2C「Misaky Tokyo」が新たな展開へ
ロサンゼルスを拠点とする和菓子D2Cブランド「Misaky Tokyo」を運営するCashi Cake inc.に、米国のコンブチャ大手、GT's Living Foodsの社外取締役、Ari Mackler氏が新たに参画することが発表されました。この動きは、会社のさらなる成長戦略の一環と位置付けられています。
Ari Mackler氏の経歴
Ari Mackler氏は、全米有数の私立医科大学であるロマリンダ大学の周産期生物学センター、さらにアルバート アインシュタイン医科大学で臨床教育を受けた経験を有しています。製薬会社で10年以上の研究開発に従事した後、インディアナ大学でMBAを取得。その後、The Wonderful Companyで臨床開発担当副社長を務め、日本の植物由来ビジネスの推進にも寄与した実績があります。特に、GT's Living Foodsでは社外取締役として、健康とウェルネス分野での研究を支えています。
新機能性飲料「OoMee」の展開
Cashi Cake inc.は2023年2月に海藻を使用した機能性飲料「OoMee」を市場に投入予定です。このプロジェクトには、Ari氏が事業推進責任者として参画することで、機能性飲料に求められる専門知識が加わり、ブランド戦略の強化が期待されています。「OoMee」は健康意識の高まりを背景にした新たな飲料として、特にビーガンやグルテンフリーを求める消費者にターゲットを絞っています。
海藻ドリンクの市場ニーズ
米国における環境問題への関心や健康への意識の高まりにより、プレバイオティクスを含む機能性食品市場は急成長を見せています。予測によると、2028年には市場規模が約10兆円に達する見込みです。しかしながら、消費者が求める美味しく、健康的な食品は数が限られているのが現状です。日本の食文化、特に海藻を使った製品は、このニーズを満たす大きな可能性を秘めています。
持続可能な食材としての海藻
海藻は、地球環境の改善にも寄与することが期待されており、環境保護の観点からも注目されています。特に、海藻は二酸化炭素を吸収する力があり、定期的な収穫によってその能力を維持できます。そのため、海藻を利用した商品は、SDGsにも関連する重要なテーマとして浮上しています。
Cashi Cake inc.の歩み
Cashi Cake inc.は「日本文化を世界に」というミッションのもと、ハイエンドな和菓子ブランド「MISAKY.TOKYO」を展開してきました。このブランドは、アカデミー賞およびエミー賞の前夜祭での出店や、セレブリティであるキム・カーダシアンとのコラボレーションなど、多くの成功を収めてきました。また、フードマガジン「Bon Appétit」に掲載されたこともあり、多くの注目を集めています。
未来への展望
Cashi Cake inc.は、和菓子を通じて世界中の人々に健康と幸せを届けると同時に、地球環境改善に向けた挑戦を続けていきます。Ari Mackler氏の参加により、さらなる事業の強化と環境への貢献を目指し、「OoMee」の成功を手にすることが期待されています。
Cashi Cake inc.の今後の動向から目が離せません。
会社情報
- 会社名
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Cashi Cake inc.
- 住所
- Hermosa Beach, California 902542447 Pacific Coast Highway, 2nd Floor
- 電話番号
-
310-406-4287