令和の結婚観が映し出す新たなブライダルトレンド
近年、日本における結婚観は大きく変化しています。晩婚化や非婚化が進む中、初婚年齢が上昇し、特に「熟年オトナ婚」や再婚層が注目されています。このような流れの中、10月29日から31日まで、パシフィコ横浜において「国際宝飾展 秋」が開催されます。本展には、大手から中小まで約400社が参加し、合計81万点のジュエリーが出展される予定です。これらの出展品は、令和の結婚観と、現代の多様な価値観が反映されたものとなっています。
新たな価値観の形成
特にミレニアル世代やZ世代は、これまでの常識や形式にとらわれることなく、自分たちの個性や持続可能性を重視したアプローチを求めています。たとえ「特別な日のジュエリー」であっても、日常に使えるようなデザインや機能性が求められています。このような価値観の変化は、「指輪」や「ジュエリー」のスタイルにも強く影響を与えています。
国際宝飾展では、こうしたトレンドを受けたブライダルジュエリーが数多く出展されることから、取材の価値も高まっています。
環境への配慮とエシカル消費
注目すべきは、環境に優しい「ラボグロウンダイヤモンド」です。従来の採掘ダイヤモンドに比べてコストが低く、透明感や輝きはそのままに、品質も保証されています。このダイヤモンドは、エシカル消費への意識が高まる令和の時代に重要な役割を果たしています。出展者の一つであるルーチェミヤが取り扱うこのダイヤモンドは、特に環境配慮を考えた新しい婚約指輪として注目されています。
「モノからコトへ」の選択
また、リングの選び方も進化しています。K18やプラチナなど異なる素材の組み合わせが特徴のブライダルリングは、物質的な価値よりもストーリー性を重視。「二人の旅路」を象徴するアイテムとして人気を集めています。特にMJが提供するこれらのリングは、形式よりも自分たちのスタイルを大切にしたいという現代のカップルにぴったりです。
ユニバーサルデザインと実用性
さらに、現代夫婦の実用性を追求した「アレルギーフリー」素材のリングも人気です。株式会社瀧田が製作したハーフエタニティリングは、アレルギーリスクを抑えた素材を使用し、日常生活でもストレスなく活用できるデザインが特徴です。
フルオーダーメイドの魅力
また、手神株式会社の提供するフルオーダーメイドのリングも、カスタマイズ可能な点で注目されています。お気に入りの宝石をあしらったり、素材を選択することで、個々のスタイルを表現できることから多くの問い合わせが寄せられています。
サステイナブルな選択
それに加え、サステイナブル素材としての天然ケシ真珠を使用したジュエリーも登場。越‧真珠が提供するこの商品は、唯一無二のフォルムと深い光沢を持ち、若い世代の間で「自然の美しさ」を体現するアイテムとして評価されています。
新たな愛の形
現在、婚約の証として選ぶものが指輪だけではなくなっています。むしろ、ネックレスなど他の形が増えてきています。このような「想いを大切にしたい」という新しいトレンドを反映することから、婚約ネックレスの需要が高まっています。株式会社宝美堂が提案するデザインは、エレガントで普段使いにも適しています。
まとめ
国際宝飾展 秋では、これらの多様なブライダルジュエリーが一堂に会し、現代の結婚観や価値観を反映した商品が揃います。この機会に、最新のトレンドを取材し、新しい結婚観を探る旅に加わってみてはいかがでしょうか。事前登録を行い、ご興味のあるテーマに合った商品の取材をぜひご検討ください。
展示会情報
- - 会期:2025年10月29日(水)~31日(金)
- - 会場:パシフィコ横浜
- - 主催:RX Japan 株式会社
- - 公式HP:国際宝飾展
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